本堂の迎春準備も調いました。あとは除夜の鐘です。
少し暖かくて助かりました(^_^)。
新年1月の月忌参りの際に拝読させていただく御文は次のとおりです。
意味をある程度思い浮かべながらお聴きいただくと、趣きもより深く味わえると思います。
1月 拝読 「末代無智 (まつだいむち)」 の御文 (第五帖 第一通)
【原 文】
末代無智の、在家止住(ざいけしじゅう)の男女(なんにょ)たらんともがらは、こころをひとつにして、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、さらに余(よ)のかたへこころをふらず、一心一向に、仏たすけたまえともうさん衆生をば、たとい罪業は深重(じんじゅう)なりとも、かならず弥陀如来はすくいましますべし。 これすなわち第十八の念仏往生の誓願のこころなり。 かくのごとく決定(けつじょう)してのうえには、ねてもさめても、いのちのあらんかぎりは、称名念仏すべきものなり。 あなかしこ、あなかしこ。
【現代語訳】
末代の世の智慧なき在家生活者は、男性も女性もただこころを一つにして、阿弥陀仏を深くおたのみ申し上げるのがよいでしょう。 決して他の仏菩薩等にこころを振り向けることなく、一心一向に阿弥陀仏よ、おたすけくださいとおたのみする衆生を、たとえ罪は深く重くとも、弥陀如来は必ずお救いくださるのです。 これがすなわち、第十八願の念仏往生の誓願のこころなのです。 以上のごとく信心が決定したうえには、寝てもさめても、命のある限りは、称名念仏すべきであります。 あなかしこ、あなかしこ(= 敬って申し上げます)。
毎年この時期に「除夜の鐘」参詣者の安全確保のために、上郡町奥の深澤工務店さんのご配慮で臨時の手すり(安全柵)を設置していただいています。今年も同様に付けていただき、あとは大晦日の天候だけです。
大晦日午後11時45分から、元旦午前1時頃まで、ぜひご参詣お待ちしております。
新年を前に、今年度の当番地区のうち、佐用谷と休治のご門徒様に本堂仏具のお磨き奉仕をいただきました。
和やかなおしゃべりも交わり、一年の間に少しくすんでいたお仏具の色も、皆様の手によってピカピカに磨き上げられました☆☆。 大変お世話になりありがとうございました。
毎月、第3土曜日開催の「同朋の会」を本日、当寺本堂にて以下の内容で行いました。
1.真宗宗歌斉唱
2.勤行 正信偈同朋奉讃式
3.視聴覚学習 「落語でブッダ①」
4.テーマ講座「親鸞の教えと歎異抄」 第4回 ~ 親鸞の生涯と人物像④
5.昭和40年代を歌おう ~ 「喝采」 「世界の国からこんにちは」
6.その他、お知らせ等 … 報恩講、除夜の鐘のご案内、年忌相当者のお知らせについて等々。
7.恩徳讃斉唱
次回は、2月15日(第3土曜日)です。(来年1月は報恩講勤修のため、お休みします。)
皆様お誘い合わせのうえ、お気軽にご参詣ください。
恒例の「ホームカバーの会」を当寺本堂にて開催。
近隣のご門徒・女性同朋会会員さん方が集まって、東日本大震災で被災された方々に贈るホームカバー(防寒用部屋履き)を編んでくださいます。
厳しい冬、被災地の皆さんはこのホームカバーを本当に心待ちにしてくださっているそうです。
メンバーの皆さんはいつもそのことを気にかけながら、それぞれの役割を明るく、楽しくこなしてくださっています。
毛糸等をご提供くださった皆様、どうもありがとうございます。今後とも不要になった毛糸、セーター等を頂戴できれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。
山陽教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌 赤穂組第二回讚仰の集いを赤穂別院にて開催。
法要ののち、ただいま真宗大谷派 教学研究所・鶴見 晃 師の講演中です。
今日は赤穂でも雪がちらつきました…。