願榮寺 福峯だより ブログ版

真宗大谷派・願榮寺の情報をいち早くお伝えします。

7月の御文

2014年06月28日 | お寺のこと

   7月の月忌参りの際に拝読させていただく御文は次のとおりです。

 意味をある程度思い浮かべながらお聴きいただくと、趣きもより深く味わえると思います。

 

 7月 拝読  「当流聖人 (とうりゅうしょうにん)」 の御文 (第五帖 第十八通)

 【原 文】

 当流(とうりゅう)聖人のすすめまします安心(あんじん)というは、なにのようもなく、まず我身(わがみ)のあさましきつみのふかきことをばうちすてて、もろもろの雑行雑修(ぞうぎょうざっしゅ)のこころをさしおきて、一心に、阿弥陀如来後生(ごしょう)たすけたまえと、一念にふかくたのみたてまつらんものをば、たとえば十人は十人、百人は百人ながら、みなもらさずたすけたまうべし。これさらにうたがうべからざるものなり。かようによくこころえたる人を、信心の行者というなり。さてこのうえには、なお我身の後生のたすからんことのうれしさを、おもいいださんときは、ねてもさめても、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏ととなうべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。

 

 【現代語訳】

  当流親鸞聖人がお勧めになる安心(あんじん)というのは、何のはからいもなく、ともかくも我が身の浅ましく罪深いことに煩(わずら)わされずに、さまざまな雑行雑修(ぞうぎょうざっしゅ)をたのみとするこころを打ち捨てて、一心に阿弥陀如来よ、後生をおたすけくださいと一念に深くおたのみ申し上げるならば、そのような者を、たとえば十人であれば十人ながら、百人であれば百人ながら、みな漏らすことなくおたすけくださるに違いないというものです。このことを決して疑ってはなりません。このようによく心得た人を信心の行者というのです。さてこのうえには、さらに我が身の後生がたすかることのうれしさを思い出すにつけても、寝てもさめても南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と称えるべきです。あなかしこ、あなかしこ(= 敬って申し上げます)。


西播磨ブロック老人福祉施設連盟 新任研修会講演

2014年06月27日 | その他のこと

   たつの市の国民宿舎 赤とんぼ荘にて開催された西播磨ブロック老人福祉施設連盟の新任職員研修会にお招きを受け、「人に寄り添う いのちと歩む」と題し、いのちとそれに関わる仕事を通しての私たちの在り方について約90分のお時間をいただきお話しをさせていただきました。
   新任職員さんたちの真剣な眼差しを受け、こちらも気合いが入りました(`へ´*)ノ。
   講演後のグループディスカッションでもお互いに仕事上の悩みや喜びなど和やかな雰囲気の中で意見交換がなされました。彼らには常に人の人生、そしていのちに向き合うことの責任と誇りを胸にこれからますます活躍して欲しいと願います。


願榮寺同朋の会

2014年06月21日 | お寺のこと

毎月、第3土曜日開催の「同朋の会」を本日、当寺本堂にて以下の内容で行いました。

 1.真宗宗歌斉唱

 2.勤行  正信偈同朋奉讃式

 3.視聴覚学習 「冤罪について」

 4.昭和40年代を歌おう ~ 「ふりむかないで」 「世界は二人のために」

 5.その他、お知らせ等 … ホームカバーの会、秋の彼岸寄席のご案内等。

 6.恩徳讃斉唱

 次回は、都合により7月21日(月曜日・海の日)です。 皆様お誘い合わせのうえ、お気軽にご参詣ください。


山野里 生駒学園講演会講師

2014年06月06日 | お寺のこと

   赤穂郡上郡町山野里地区の高齢者大学「生駒学園」の今年度の開講式にお招きを受け講演を行いました。
  
受講生の皆さん約120名の方々を前に約90分お話をさせていただきましたが、皆さん元気で明るくこちらの投げかけにもノリノリで、私の方が元気をいただきました!
【画
像は会場の山野里公民館 (働く婦人の家) ~ 上郡町HPより転載】


ホームカバーの会

2014年06月04日 | お寺のこと

   当院が行っている東日本大震災で被災された方々にホームカバー(防寒用室内履き)を贈るための活動の月例会(ホームカバーの会)が本堂でありました。
   町内外から多くの方々に材料の毛糸を提供していただき、感謝しています。これを女性同朋会の有志の方により靴下の形にしていきます。
   シーズンオフのこの季節にたくさん製作して、秋には東北に送らせていただきます。


小学校体育大会

2014年06月01日 | お寺のこと

今日は地元、高田小学校の体育大会。
民生委員・児童委員や青少年補導委員に身を置いている関係でご招待を受け、午前中の法務が終わってから出席させていただきました。ちょうど4年生~6年生の組体操が始まるところで、この異例の猛暑の中、必死に演技をする子どもたちの姿に感動、感動の連続でした。
年々児童数が減っていることに危惧を感じながら、子宝とはよく言ったもので、まさに宝物のようにキラキラと輝くこの子たちに元気をもらったひと時でした(*^▽^)/★*☆♪。