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浄泉寺〔開基500年平成大再建完了!〕

本堂再建新築工事の進み具合を記録することから始め、今は浄泉寺のブログとして、時たま更新しています。

御簾(みす)

2009-11-18 21:41:08 | 日記

内陣と外陣の間、巻き障子の内陣側には新品の御簾(みす)がかけられていたのですが、巻き障子に干渉していることが判明

このままでは、どちらも痛みます

大工さんに頼んで、長押(なげし)っていうんですかね、に角材を足してもらって、巻き障子と御簾のクリアランスを取るようにしてもらいました。

そこで、この写真はかかっていた御簾を内陣の床に下ろしたところです。ちなみに巻き上げるのは仏さま側で当然、房は仏さま側になります。ふつうは簾(すだれ)は、居住側に巻き上げるので房は外陣側になると思いませんか

浄土真宗の場合は、簾越し(すだれごし)見るのはこちらから仏さまではなく、仏さまのほうから私を、常に見守ってくださっているという意味で、巻き上げは仏さま側、したがって房も仏さま側となるんです

一方、こちらから神仏にお願いする宗教は房をこちら側にしてますよ

「見る」と「見てござる」のちがいですね

このように、お飾りにもそれぞれ意味があるんです。


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