今回はカトーのHO用ユニトラックの手動ポイントR867(L・R)をラジコン化して遠隔制御を可能にします。
はじめから電動ポイントを買えばいいのではと突っ込まれそうですが、実の所「やってみたかった」のが主な理由です。
会議室等での運転会で長い配線を引くのが不要になるのもメリットですね。
それでは始めましょう。
今回料理されるのはこちらのラジコンカー。
「圧倒的な存在感」を誇る「ラグジュアリーミニバン」であるトヨタ・ベルファイアです。
正規ライセンス商品だそうです。
フルファンクションラジオコントロールカーだそうです。
開封!
シンプルな中身ですな。
調理するのが勿体ない出来栄えです。
大きさは1/24くらいでしょうか?
動作確認がてら電池を入れて走らせてみましたが、ライトの点灯化やモーター交換で高速化したら面白いだろうなと思いました。
この出来と走りで中古ですがX百円(送料の方が高かった)はお安いかと。
本題に。
車体はポイして利用するのは床板周辺がメインになります。
ステアリング操作と走行用のモーターは同形式の模様。
走行用モーターを引っ張り出してポイント駆動部へ組み込んでみましょう。
ポイントには既にプラ板や真鍮線などから先端軌条の転換用テコを取り付けてあります。
この手のモーターでも十分に駆動出来たので、このまま組込作業へと進みます。
ラジコン関係の部品を組込終えたポイントがこちら。
ひと際背の高い電柱にはアンテナ線を仕込みました。収納時の事を考え土台から取り外し可能となっています。
先端軌条周辺の様子です。
不転換等のトラブルを避ける為、ポイントには極力加工をしない方向で作業をしました。
ポイントへの加工は手動切り替え時に触れる黒い突起部品に開けた穴1つのみです。
駆動部分周辺です。
設計図は特に作らず全て現物合わせでの作業です。
モーター上のスイッチは下段がメインスイッチ、上段が転てつ機標識の標識灯用となります。
標識灯の点灯状態はこのように。
塗装後に青と橙のレンズを嵌める予定です。
転てつ機標識ですが、運転会等で遠方から確認する必要がある為かなりのオーバースケールで製作してあります。
以上、次回へ続きます。
続きはこちらへ。
・HO カトーユニトラック手動ポイントR867のラジコン・電動化 その2(完成)