まんなかに樹がある道、幼い記憶をたよりに歩いた。樹のある道があった、事務所があったのはもう少し向こうだったように思う、それらしき角を曲がる、とまた道に樹が立っている。そして、二本の"道の木"はどちらも枯れていた。それも生きていたのはずいぶん昔のように見えた。
京阪電鉄が地下化した時、新装された各駅にその地域にちなんだお祭りの絵が飾られたといっても従来の絵の具とかではないのだけど、ちなみに七条は三十三間堂の通し矢だったと思う、終点、出町柳駅のこの絵は鞍馬の火祭りなんだろう、特急電車の車体にもおなじような絵が描かれていたりもする、なかなか気に入っている。
ここの店で通を気取りたいなら「きんし丼」がテーブルにとどいたらきっちり蓋をしたままひっくり返してしばし待つんやそうです。「いっぺんやっとおみやす、かっこよろしおっせぇ」
experience:
かねよの「ここが魅力です」
◆数少ないうなぎ料理の専門店です
◆すべて本物を使っています
◆(タレは百年来のもの・火種は備長炭・一等選りの鰻等)
◆場所柄、良心的な価格で提供させて頂いております(ランチタイム950円より)
◆ほとんどの商品が創業以来の製造方法を守っています
◆大正時代の香りを残す建物です(若い方々にレトロな雰囲気と好評)
◆新京極の真ん中です
緊急車両の音が異常になってきた、やっぱり外にでてみよう「焦げた匂い」「僅かに空の色が濁ってる」遠くないぞ、大通りに出るまでもなく近所で火事が発生したことが理解できた。お隣の奥さんがアマゾンの横の靴屋さんやと教えてくれた。通りへ到達するともの凄い数の消防車の列、警官、警備員らしき人が大声て指示したり交通の整理をしたり、空にはヘリコプターが浮いていたり、このうえまだパトロールカーや救急車が続々と到着する当事者には申し訳ないがこれだけの数の人たちが我々の安全を守っていてくれたんだってことに飽きれそうになりながら感動した。
常に乗り降りする駅のはしなんだけど、いつもしんどそうやなぁと思って見てしまう、でもこれは第三者のよけいな思い込み、無用なご同情なのかも知れない、ここで生まれ育った子供たちはいずれにしろ楽しき日々を過ごしているに違いない、朝なんて3分ごとくらいに電車の車輪を実物大で見られるんだし、しかもステレオサウンド否サラウンドの大音響つきやし。
商品見本って日本の特産物って気がするけど、便利ですよね。と言ってテーブルでも必ずメニュは見てるけど。外国、特に初めての町なんかでは店の人に"なにが良いの ? "って勧められたもの喰うしかないもんね、下調べて知ったかぶった道化師って物悲しいし、このウインドウはある駅前のチェーン店のなんだけどここ10年くらいまったく変ってないように思う、店主が"がんこ"なのかはたまた怠慢なのか...、