この時期、滋賀県の知り合いからよくいただく。釣り上げるところからのお手製だと聞いている、適当に甘辛くて旨い、この人は自然にとっても敏感で鳥が好きで、朴訥、いっしょに鳥を見てると「いゃあぁいぃですなぁ」が常套句である。特に悠然と飛翔する猛禽類にはめがない。かも撃ちの猟師が天敵で、銃口の前に立ちふさがる勢いなのだ。
「これ一匹いっぴき釣らはったんやなぁ」と老母。それにしても「公魚」ってどこから当てられた字なんだろう(see: a)、「おおやけ」の魚か ?! 若鷺、アマサギとも書くらしい、鳥屋としてはちょっと気にかかるところでもある。
experience:
a. かつての常陸国麻生藩が徳川11代将軍徳川家斉に年貢としてワカサギを納め、公儀御用魚とされたことに由来する。
b. わか‐さぎ【若鷺・公魚】Hypomesus nipponensis キュウリウオ科の硬骨魚。体は細長く、全長15センチメ-トル、背びれの後方に脂あぶらびれがある。背面淡青色、腹面銀白色、側面に淡黒色の縦帯がある。本州以北の汽水域・淡水域でとれ、結氷湖の穴釣で有名。陸封水域への移殖も可能。焼魚・吸物・煮つけ・鮨・膾なますなどとする。アマサギ。サクラウオ。春の季語 / 出典: 広辞苑
もろ 鳥ですね(笑)
そう言えば「シマアジ」って魚、
鳥にも同じ呼称の種がいることを知ったときは
カルチャーショックでした、