この種のシダが池ぜんたいを覆いつくしていることがある。歩けそうに見える、踏み出してみたい衝動にかられる。素直な子供たちが踏み込んだ事件があったそうだ。
experience:
写真は日本固有種のオオアカウキクサ(Azolla japonica)で、絶滅危惧種でもあります。
ちかごろTVのニュースなどで話題にあがることが多い「池が真っ赤になった」と世間を騒がしているのも同じオオアカウキクサ、しかしほとんどの場合移入されたもののようで、これは水田の肥料やアイガモ農法の鴨の餌あるいは除草効果も期待され導入されたものです。それがなぜか広範囲に逸出しました。数年で消えることもあるが大量発生のため在来の植物(サンシヨウモなど)の生育を詐害したり、水中窒素の増加で死滅したりするとヘドロになりまた取水口をつまらせたりのいろいろな弊害も考えられます。本来の生態環境に多大な影響を及ぼすことになりました。
人の利益のために安易に生物を利用すると人間は様々なリスクをおう一つの典型でしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます