空と鉄路

私の趣味の紹介です。「空」は飛行機プラモデル
の写真、「鉄路」は蒸気機関車の写真です。

中央西線 7  薮原駅

2010-05-30 13:05:13 | Weblog
  近頃は鉄道の『駅』という建物がなくなってしまった。駅というより、街中にある
ようなビルのジャンルに入るものとなった。「鉄道の駅」という独特の伝統様式が過去
のものとなってしまった。手持ちのフィルムを見ているうち、懐かしい駅舎があったの
で載せてみる。中央西線の薮原駅である。1970年3月の撮影。





これは1967年のバス時刻。もう一社「おんたけ交通」も乗り入れていた。いまはどんな
様子か見に行ってみたい。

プラモデル 9  737-800

2010-05-27 22:58:07 | Weblog
  前回は737-700で、大きいウィングレットがついているけど、こじんまりした
胴体に大きめの垂直尾翼という特徴がのこっている。737-800では胴体が6mほど
延長されたため、他の機体と似通ったスタイルとなりウィングレットを除くと見分けが
つきにくくなった。乗客数も149から189名に増加して以前の727のクラスと同じ
になった。





キットはハセガワの1/200.胴体、主翼、エンジンは別々に製作・塗装した後に組
合わせた。少し隙間ができたが、胴体下なので目をつぶることにする。

中央西線 6  鳥居峠

2010-05-22 14:32:40 | Weblog
  1969年には鳥居峠の薮原側に新線が完成間近となっていた。カーブも緩和されて、
トンネルも新しくなっている。

   右側に工事中の新線。


    旧鳥居トンネルへ入る特急「きそ」、旧トンネルのすぐ左に新しいトンネル
    ができた。1969年7月。

中央西線 5  薮原

2010-05-21 22:12:52 | Weblog
  寒い日の蒸機の迫力はたまらない。煙突からの排蒸気やシリンダーの水抜き蒸気も
大気中で白い水蒸気となる。薮原駅を発車するとすぐに登り勾配になるので猛烈に
ダッシュする。真っ白な煙幕の中から現れる機関車には生命力を感じる。写真は1970年
2月の撮影です。
     


  薮原駅の待合室は一晩中ダルマ・ストーブがついていて、朝を待つ。カメラを暖め
ないよう外気にならしていくのだが、気温に近くなるとフィルムがバリバリになってスプ
ロッケットでまきとれなくなってしまう。

プラモデル 8  737-700

2010-05-21 19:24:04 | Weblog
  Boening 737-700。 737はユーザーの要請に従って、機体の伸張と乗客数の増加を
重ねてきた。737-600以降を新世代737と区分されている。-700型は1997
年に作られ、全幅は-200型の28.5mから33.6m、乗客数は115から149名
になった。主脚カバーないという形式はつづいている。



  キットはハセガワの1/200で翼幅は175mmほどでかざっておくのに丁度よい
大きさだ。機体上面のアンテナは整形の際にジャマになる。一旦、削り取り整形後にプラ
板を加工して取り付けた。

プラモデル 7  DC-10

2010-05-15 22:44:31 | Weblog
  1960年代後半、ロッキード社は軍用機オンリーから民間機の分野にも進出すべく、生産
と販売体制を敷設した。このときの機体がロッキード1011型トライスターだが、ダグラ
ス社も同じクラスのDC-10を計画し、両社は激しい競争を展開した。当初はトライスタ
ー優位であったが、日本でのロッキード事件のような強引な販売方法の災いやエンジンの
ロールスロイス社のトラブルで結果的にはDC-10の勝ちとなった。初めは中距離型であ
ったが、長距離型へと発達し、重量増加のためDC-10-30以降は胴体中央にも脚がつけ
られた。日本航空はDC-10-40を6機導入した。乗客、約300.



キットは童友社の1/300で翼幅165mmほど。旅客機のスケールはこのくらいが
丁度良い、翼幅が200mmを越えると置き場所に困る。他社では1/300というスケー
ルはあまりないが、翼幅は200mmを超えないスケールにしてほしい。

中央西線 4  鳥居峠

2010-05-12 10:03:47 | Weblog
  前回と同じ鳥居峠の奈良井側だが、夏の暑い日。トンネル入口近くを国道19号線
のあたりから撮るのだが夏は蒸気による排煙の重厚さが見られない。ここは午後には逆
光となってしまう。だが、いつものようにドラフトを響かせゆっくりと登ってくる光景
は魅力的だ。1968年8月の撮影。



                  長野方面から野菜を満載して重連でのぼってくる。


                       上、峠を越え軽快に下ってくる下り列車

列車の旅の懐かしい情景。間もなくトンネル進入の汽笛が鳴り、窓を閉めにかかっている。

プラモデル 6  スーパー・コンステレーション

2010-05-07 20:33:20 | Weblog
  この流麗な形の旅客機はあまり馴染みがないかもしれない。少し古い米国の映画では
欧州へ行ったり、米国へ行ったりするシーンではしばしばこの機体が映しだされていた。
原型機のロッキード049型の初飛行は1943年だが当初から軍用輸送機C-69として使用
された。戦後は軍からの放出機もふくめて、ロッキード・コンステレーションとして民間
で多く使用された。1950年に大幅な改良型のL-1049 スーパー・コンステレーションが出
現し大陸間を直接結ぶ機体として現在のボーイング・ジャンボジェットのような存在とな
った。軍用としても新たにC-121として使われた。愛称、スーパー・コニー。いままで
作られた航空機のなかで最も優雅な容姿とされている。
  

キットはMINICRAFT社の1/144。細部の資料ないので数年間放置していたけど、
それらしく見えればいいとして昨年末にRolloutした。翼幅は約260mm。

中央西線 3

2010-05-06 00:14:20 | Weblog
  一般に蒸機の場合、その撮影に適した場所は電機や電車とちがって、見通しの良い所
に加えて登り勾配であることが条件になる。そこでは蒸機は力行運転でドラフトの音を響
せ激しい排煙を伴ってきて、蒸機の力強さをみせつけるからである。このような場所はほ
ぼ線によって決まっていて、中央西線の場合は鳥居峠近辺であった。ここは薮原駅と奈良
井駅のほぼ中間でトンネルの前後がポイントとなる。列車は薮原をダッシュで出発して最
後の登りにいどむ。しばらく、この鳥居峠付近のフィルムを載せてみる。
 
  鳥居峠の奈良井側を登ってくる貨物(1968年2月)


  こんどは重連でのぼってきた。(つぎの客車とも1968.2の撮影)