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特許切れ迫る 大塚HD傘下大塚製薬
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
大塚HD上場により時価総額1.1兆円。
市場の活性化を期待しています。
聞いた話で真実は定かではありませんが、ある高名な方が大塚製薬の故・大塚武三郎氏に尋ねたそうです。
当時ご高齢であった大塚氏に、『長生きの秘訣はなんですか?』と。
その答えは『薬を飲まないこと』だったそうです。
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製薬会社の社長からそのように言われ『えっ!?』と思ったはずです。
もちろん、薬が体に悪いという意味ではなく、薬を飲まないで済むように節制しなさい、という意味だと思いますよ。
ところで、世界で年間3,700億円を稼ぎ出す大塚製薬の稼ぎ頭の一つに統合失調症治療薬『エビリファイ』があります。
その特許が米国で2015年に切れるとのこと。
新たな稼ぎ頭の開発が望まれます。
医薬品の研究開発はとてもハイリスク。
2004~2008年にかけた製薬協会の調査によれば、医薬品開発にはだいたい9~17年ほどかかり、その間の成功確率は2万5千分の1だそうです。
製薬会社は規模を追求せざるを得ないのかもしれません。
今日もお読みいただき有難うございます。
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