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Windows標準ソフトで音楽編集-続き-

2015年07月18日 | 音楽
前回、Windows標準ソフトで音楽編集するために、音楽のファイル形式をwmaにする方法を書きました。

本当は、音質とかこだわる方には、あまり向いてない方法なのかもしれませんが、個人的には、聞いていてそこまで苦にならないのですが、まぁ参考程度にしてください。何か1つ音源で試してみてからにしてください。

で、本題の、音楽編集の話に入ります。

まず、分割です。

分割は、「Windows Media File Editor」で行います。

前回と同じくOSはWindows8/8.1を前提として書きます。

まず、デスクトップ画面にして、カーソルをパソコン画面の右上か右下に合わせると、メニューが出てくるので、虫眼鏡マークの検索をクリックして、Windows Media File Editorと検索すると出てくるので、それをクリックします。

すると、このソフトも英語ですが、前回紹介したWindows Media Encorderよりは分かり易いと思います。

まず、Fileをクリックして、Openを選び、変換したい音楽ファイルを選びます。

ちなみに、分割すると、元のファイルは無くなってしまうので、音楽ファイルをコピーして、コピーしたファイルを選択するといいと思います。

すると音楽の再生画面が出ますので、再生ボタンを押して再生します。

で、ここを先頭にしたい、という場所で一時停止します。

そこが先頭で良ければ、「Mark In」というボタンをクリックします。

ファイルの最初が先頭でよければ、何もせず再生したままにします。

で、ここで音楽を終わらせたい、という場所でもう一度一時停止します。

そこが終点でよければ、「Mark Out」というボタンをクリックします。

で、その部分の切り取りで良ければ、ウィンドウの×ボタンで、ソフトを閉じます。
その際、メッセージが出るので、「はい」を選択します。

すると、コピーした音楽ファイルのあった場所に、同じ名前で、カットされた音楽が出来上がっているはずです。
再生してみるとわかると思います。

あと次に結合です。

結合は以前、コマンドプロンプトで、

copy /B ファイル名1.wma+ファイル名2.wma 出力ファイル名.wma

で、出来たのですが、久しぶりにおこなってみたら、ファイルが出来ることは出来るのですが、再生できなかったので、色々考えたのですが、次の方法を考えました。

<Power Point 2013で結合する方法>

これは、結合というより、ほぼ録音という感じで、苦肉の策なので、手間がかかります。

一応、方法は下記の通りです。

1.Windows Media Playerで再生リストを作る

結合させたいファイルが3つある場合、例えば、「music1.拡張子」、「music2.拡張子」、「music3.拡張子」という3つのファイルがある場合を説明します。

まず、Windows Media Player(以下、WMP)で再生リストを作成します。
(この時点で、上記3つのファイルの拡張子がWMPで再生できる事が前提となります。)

「再生リスト」とは、言わゆる「プレイリスト」のようなものです。
まず、ライブラリに上記3つの音楽を取り込みます。
取り込み方は、まず、上記3つのファイルを1つのフォルダに入れておきます。
次に、画面上部の「ファイル」→「ライブラリの管理」→「音楽」を選択します。
で、「追加」をクリックして、そのフォルダを選択します。
するとライブラリに音楽が取り込まれます。
で、次に、画面上部の「ファイル」→「再生リストの作成」をクリックし、適当に名前をつけて保存します。
で、その再生リスト名のところを、ダブルクリックして、すると右側のウィンドウに、曲を入れられるようになるので、順番通りに、

music1
music2
music3

と、ドラッグして並べます。
で、右上の「リストの保存」をクリックします。

これで再生リストが出来ました。

WMPは閉じずにそのままにしておいてください。


2.Power Point 2013を立ち上げ、再生リストを録音する。

文字通りなのですが、まず、Power Point 2013を立ち上げます。

で、「新しいプレゼンテーション」を選び、画面上部の「挿入」をクリックし、「オーディオ」(画面右側上部にあり)を選択します。
すると、「オーディオの録音」という項目が出てくるので、それを選択します。

で、録音画面になるのですが、パソコンのマイク入力端子とイヤホン端子をケーブルでつなぎます。
(100均のケーブルで、使えるものもあります。詳細は、「ラジオ録音について」(2015/05/16)の記事を参照ください)

で、Power Point側で赤丸の録音ボタンを押して、WMPの先ほど作った再生リストを再生させます。
再生させる前に、シャッフルや、リピートが設定されていないかご確認ください。

で、再生が一通り終わったらPower Point の青い四角ボタンを押して、録音を停止してください。

で、名前を入力して、OKを押してください。

すると、画面上に、スピーカーマークのオブジェが登場します。

そのオブジェを右クリックすると、「メディアに名前をつけて保存」と出てくるので、それで、好きな場所に保存します。ちなみに、この方法で録音したファイル形式は、MPEG4オーディオ(.m4a)となります。また、都合に応じて、変換したりそのまま使ったりしてみてください。(個人的には、MP3に変換したくなります。汎用性が高いので)
ちなみに、オブジェを右クリックすると、「トリム」という項目が出てくるので、これをクリックして分割(というかトリミング)することも出来ます。

こうしてみると、やはり、x-アプリなり、iTunesなりがあった方が便利なのかもしれませんね。

x-アプリは最初、PCが重くなったら嫌で、仕方なくインストールしたのですが、結局、分割も、結合もこのソフト1本で出来るので、重宝しています。曲名の所を右クリックで、分割、結合できます。

まあ、今回のテーマは、Windows標準ソフトのみで音楽編集、ということだったので、色々考えてみましたが、パソコン買った当初も、何とか標準ソフトのみでできないかと考えたものですが、やはり、色々手間がかかるという事が、今回あらためて思いました。

では、やっと、音楽編集の記事が終わりましたので、次回は、freetel priori2(スマホ)への音楽の入れ方や、freetel simple(ガラケー)について書こうかなと思っております。

それでは、今日はこの辺で。