12月21日 くもり
どもです。
さて、最後の野宿も無事に終わりましたよ・・・このテントや寝袋で寝ることもしばらく無いんやな・・・なんて少ししんみりしてみる。最近、旅終了間近なせいか、どーも感傷的になっております。ま、仕方ないかね・・・☆
今日は琵琶湖を南下しておりました。目指すは・・・“日本三大霊場”、恐山・高野山に続き最後の1つ、比叡山延暦寺!!☆
さすがに自転車で山を登るのは無理そう(有料道路だった)なので、麓からケーブルで上がりました。このケーブル、総延長は2kmちょい。何でも日本一の長さだそうです☆
比叡山到着。この比叡山は、京都の北東に位置し、かつて平安京の“鬼門”を守護・鎮護するために建てられたモノ。そして最澄の興した天台宗の総本山であります☆
“鬼門”といえば、たしか明日は冬至だったよね?この時期に比叡山に参拝することになったのも、何か面白いですな☆
え?「“鬼門”と“冬至”が関係あるのか?」「説明しろ」だと?
はいはい、それでは最後の“おっき~のヒトクチ講座”いきますか~(笑)☆
“鬼門”は北東、陰陽説においては“陰の気が極まる”方角。なので“陰の気”=“鬼”が入ってくる、不吉な方角なんですな☆
一方“冬至”。1年において最も日照時間の短い日。つまりは、“太陽の力が一番弱まる日”、言い換えれば“太陽にとって鬼門(陰の極)の日”とも言えるワケ☆
だから、“鬼門を守護・鎮護するための比叡山”に“太陽にとって鬼門であたる冬至の日”に参拝するってのは、偶然にしろ何か面白く感じてしまうんよね☆
まぁ“鬼門は不吉”とはいうけどね、陰の気が極まったら、その次の瞬間から今度は“陽”に向かって力が強まっていくワケで、何か“復活”、“誕生”って感じがして、オレは不吉とは思わないけれどね。・・・ちなみにキリストの“誕生日”クリスマスがこの時期にあるのは、明らかに“冬至”を意識しており、1神教のキリスト教においても、太陽への信仰心が・・・
・・・ってアレ?「もういい」って?・・・あ、そう・・・☆
比叡山延暦寺はとても静かでした。恐山の独特の雰囲気や、高野山の少し開けた雰囲気とも違い、かなり厳かな雰囲気でしたね。オレはここ結構気に入りましたよ☆
さて、今日は京都市内まで走ってきました。宿は『東山YH』。京都の東山はオレのお気に入りの場所で、毎年だいたい2・3回はこのあたりを、ぶらぶらと美術館やお寺巡りしたりして遊んでます。このお気に入りの場所で、旅の最後の夜を過ごします☆
最後の夜・・・ええ、明日、いよいよ『おっき~の日本漫遊記』、ラストラン!!でございます☆
・・・ホントはね、明日は意表をついて奈良に行って最後の1泊をしようと思ってたんですがね、今朝がた親より電話で「土曜・日曜と○×に行くから明日帰ってこい」と言われましてね、その“○×”にひかれてね、明日帰ります。ちなみに“○×”とは・・・後日発表☆
さあ、明日はラストランです!きっと今までの事が走馬灯のように次々と・・・って縁起でもないな(笑)・・・まぁいろいろと思い出しながら走るんやろうね☆
さて最後に一言、「家に帰るまでが日本漫遊だ!」。気を引き締めて最後を飾りますよぉ!☆
では、また明日☆
本日の走行記録☆
午前7時半道の駅『藤樹の里あどがわ』出発
午後4時『東山YH』到着
走行距離約69km
そう、家に帰るまでが…。気を抜くことなかれ。
やっぱ気分は24時間テレビのマラソン?
曲はザー○?