世界のワイン 葡萄屋 店長ブログ

世界中の美味しいワインを探す男のブログです。ワインの試飲会情報やイベント情報なども。

3/13 世界10カ国のピノノワールを飲み干す会 開催決定!

2010-02-20 | ワイン試飲会
おはようございます、「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

3月13日(土)に永田町レストラン「ビッテ」にて、
「世界10カ国のピノノワールを飲み干す会」を開催することになりました。

今回は要望の多かった、ピノノワールを10カ国試飲していただきます。

実は早めにこの企画はやりたかったのですが、
ピノノワールは生育条件が厳しく、
冷涼な地域しか栽培されないため、
「世界10カ国」のピノノワールを探すことが今までできませんでした。

ですが、やっとこれなら・・というワインが見つかりましたので、
今回ピノノワール10カ国で開催したいと思います。

生産国は、ブルゴーニュならここという国、
たとえば、フランスやオーストリア、ドイツから、
新世界のカリフォルニア、オーストラリア、南アフリカ、
そしてこんなところにも・・というニューワールドのピノも
登場させる予定です。



▲蝦夷鹿とのマリアージュの会で試飲いただいたワイン


また、今回の目玉マリアージュの料理は、
ハンガリー風バラ肉の煮込みの「グーラーシュ」。



▲ピノノワールとグーラーシュのマリアージュもお楽しみいただけます


概要は、以下のURLからご参照ください。

3/13 世界10カ国のピノノワールを飲み干す会



▲今回も和気あいあいとしたスタイルで行いたいと思います


30名限定の予約制です。
ご参加には事前予約が必要になりますので、ご参加をご希望の方はお名前とお申込の人数を記名のうえ、info@budouya.jpからお申し込みください。

前回の試飲会の模様はこちらから

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2/6 世界10カ国のフルボディ赤ワインとマンガリッツァ豚のマリアージュの会 レポート

2010-02-13 | ワイン試飲会
おはようございます。「世界のワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

先週6日(土)は永田町のレストラン「ビッテ」さんで、
今年最初の「世界10カ国シリーズ」のワイン会を開催してきました。

今回は「世界10カ国」の「フルボディ赤ワイン」がテーマ。
ビッテさんの料理とのマリアージュは、
「ハンガリーの食べる至宝」と呼ばれる「マンガリッツァ豚」でした。

今回も30名様にご来場いただきました。



▲ビッテのシュフ日見シェフ。マンガリッツァ豚を炭火焼




▲ラストの焼き模様







▲マンガリッツァの炭火焼きが完成!




▲こちらはマンガリッツァのグリルです。2種類の料理を楽しんでいただきました


さて、今回のワインの一覧はこちらです

1.フランス産 フルール・デュ・シャトー・ベレール
※色は非常に濃いルビー色、果実の華やかなアロマが感じられます

2.ブルガリア産 シャトー・ローゼンノヴォ メルロー
※凝縮感のある果実味、タンニンはきめ細かく滑らかで、上品な酸味は心地よく甘みを残しつつバランスをとっています

3.タイ産 ピロム・カオヤイリザーヴ テンプラニーリョ
※Austraria Wine Challenge2007で金賞受賞した品質の高さと、タイのオリエンタルな個性を楽しめる1本

4.トルコ産 アンティック レッド
※伝統的な方法でフレンチオーク樽にて熟成させ、まろやかでしっかりしたボディーの気品あるワインです

5.イタリア産 ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ07(赤・辛口)
※パワフルな果実味と煮詰めたジャムのような濃い味わい「リアルワインガイド誌23号」で、見事“旨安ワイン大賞”受賞したワイン

6.南アフリカ産 ブラハム ピノタージュ
※豊かな果実味。ワインは濃いが、しっかりした酸、程良い渋みで飲みやすく、滑らかな上質感を持っています

7.ルーマニア産 ビザンチウム ロッソ デ ヴァランチア
※スモーキーな香りがまず漂ってきます。カカオ、ブラックチェリー、土などのニュアンスがあります

8.チリ産 アロモ カルムネール・プライベート・リザーヴ
※鮮やかでしっかりとしたスミレ色も残る赤色。深いアロマはスパイスやペッパー黒系果実が感じられ、コーヒーやビターチョコレートの香りも

9.レバノン産 シャトー・クサラ レゼルヴ・デュ・クヴァン
※黒系果実の優雅な香りと、コクと深みのある味わい。フレンチオークで12ヶ月間熟成させているので樽熟成によるバニラ香も豊か。シャトー・クサラが誇るベストセラーワイン

10.チュニジア産 クルビス・ルージュ
※ブラックベリーなど濃厚な果実の香りに芯の通った果実味。濃厚なアタックに、しっかりとしたタンニン。酸のバランスもよく、フレッシュで濃厚なフルボディとして楽しめます



▲ワインはいつも同様フリーテイスティングのかたちで


そして、また皆さまにアンケートして回った人気の結果は以下のようでした。

1位:ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ07(イタリア産) 
「イタリアらしいコクと深み、この価格にしてこの内容は凄い!」
「フルボディといえば、イタリア!このワイン美味しいです」
など、純粋に美味しいという意見が多かったのがこのワイン。
パワフルで濃厚、酸味とのバランスもとれ、とてもイタリアらしさが詰まったワインが今回のNO.1ワインでした。
イタリアの赤ワイン「ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ」の売り場はこちら

2位:シャトー・ローゼンノボ メルロー(ブルガリア産)
ブルガリアの珍しいメルロー種100%の赤ワイン。
「とても飲みやすい」
「まろやかで美味しい」
ニューワールドの樽がきいたタイプでもなく、ボルドー右岸のニュアンスでもなく、独自のメルローをエレガントなタイプの作りだしているブルガリア。
在庫も残り少なく、最後のチャンスで試飲会に出しましたが、人気でした
ブルガリアの赤ワイン「シャトー・ローゼンノボ メルロー」の売り場はこちら

3位:シャトー・クサラ レゼルヴ・デュ・クヴァン(レバノン産)
「中東のワインって初めて飲んだけど、美味しい」
「見事な出来ですね。渋すぎず、飲みごたえがあって美味しい」
など、多数のご意見ありがとうございました。
私もこのワインは、質の良い赤ワインで定評のあるレバノンでも、
特にイチオシの赤ワインなので、今回の試飲会に出しました。
お肉料理にぴったりの定番ワインとして、オススメです。
レバノンの赤ワイン「シャトー・クサラ レゼルヴ・デュ・クヴァン」の売り場はこちら

次回の「世界10カ国のワイン試飲会」は、3月13日(土)14:30~を
予定しています。
テーマは「世界10カ国のピノノワール」。
詳細はまた下記からご案内します。

葡萄屋のワイン試飲会についてはこちらから

今回もご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

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スロベニアのワイン「サントマス」3銘柄試飲しました

2010-02-10 | 珍しいワイン(ニッチワイン)紹介
おはようございます。「世界のワイン・珍しいワイン 葡萄屋」店長の草壁です。

スロベニア(スロヴェニア)のワインを御紹介いただく機会があり、
ワインの見本をいただいたので、夕食と合わせてみました。

スロベニアのワイン生産について、輸入元様からのお話を聞くと・・・

スロベニアはバルカン半島の最北部で、
西はイタリア、北はハンガリー、南はクロアチアと、
ワイン生産が盛んな国に囲まれいます。

地理的に世界的なワインの名産地フランスのブルゴーニュやボルドーと
同緯度のブドウの栽培適地範囲(北緯45.3度~47度)にあり、
日照時間も長く、雨量を含めたブドウの栽培に適しており、

歴史的には、唯ーバルカン半島の中で唯一スロヴェニアだけが
オマントルコの侵略を受けず、イスラム教の影響下に入らずカトリックの国
としてブドウの栽培に励んできました。

フランスの調査機関ビューロ・ベリタス認定、昆虫達が大活躍の安全な環境で栽培でブドウが栽培されており、

ワイナリーの規模としては、家族経営の小規模なワイナリーがほとんどで
少量のワインを丁寧に造っています、

とのことでした。

では、見本のワイン3本を早速開けてみます。

★サントマス マルヴァジア
スロベニアの白ワイン「サントマス・マルヴァジア」の売り場へ



▲お刺身と合わせました


色合いは黄色からしっかりとしたイエロー。
とても健全です。

ヒュメ香、パッションフルーツ系の香りが上品に湧き上がってきます。
バニラ、ハチミツなどの甘いニュアンスも。

味わいは、とても上質な出来映え!
果実味と酸味のバランスが良く、余韻が長く続きます。
かなり良い出来!
スロベニアの白の出来の良さに、
お刺身を食べながら、感心してしまいました。。。

和食やシーフードなど、幅広い料理とのマリアージュが楽しめる辛口白ワインです。

自然な環境で大切に生育されている葡萄の樹の様子が、
手に取るように伝わってくる味わいです。

スロベニアの白ワイン「サントマス・マルヴァジア」の売り場へ



▲ラベル撮影少しブレました・・


さて、次は赤ワインです。

★サントマス ビッグレッド
スロベニアの赤ワイン「サントマス ビッグレッド」の売り場へ



▲サントマス ビッグ・レッド


色合いは、濃い赤紫の色調。濃紺って感じです。

香りは、色合いから想像されるように、
ブルーベリーやカシスなどの黒系果実の香りがまず漂ってきます。

スパイシーな感じや、ミントなどのアクセントも感じます。
フレッシュで複雑味のある香りがします。

一口飲むと、フレッシュな果実味が口の中いっぱいに広がります。
タンニン(渋み)は少なく、酸味と果実味が心地よい具合にバランス
とれています。

葡萄の品種が「レフォスコ」という品種100%で、
スロベニア固有の品種とのことですが、
全く新しい味わいです。

カベルネ系の渋みの強いニュアンスというよりは、
どちらかというと、しなやかなタイプの葡萄品種です。

色は黒々としているので、一件渋みの強いタイプかと思いますが、
飲んでみると、とてもチャーミングな味わい。

丁寧な作り方を要求される葡萄品種と思いますが、
このワインはバランスが良く、素晴らしいと思います。

★サントマス ビッグレッド
スロベニアの赤ワイン「サントマス ビッグレッド」の売り場へ



▲サントマス ビッグ・レッドのラベルです


さて、最後は、スロベニアの最高級赤ワインです。

★サントマス アントニウス
スロベニアの高級赤ワイン「サントマス アントニウス」の売り場へ



▲サントマス アントニウスです


色合いは、エッジがピンクがかった赤紫。
こちらも濃紺です。

香りは、グラスに鼻を近づけると、熟成感あふれるニュアンスが感じられます。

カシス、黒いベリー、プラム、乾いたドライフラワー、紅茶、葉巻などなど。

スワリングするとフルーティーなニュアンスも出てきます。

かなりのポテンシャルを感じます。


味わいは、はっきりいって、まだまだ全然開いていません。。



▲それで早速デキャンティングしました


3時間後、だいぶこなれてきました。

5時間後、かなり開きました。

1日後、ここが一番頂点だったでしょうか。

2日後以降は下り坂。

タンニンが溶け込み、酸味も相まって、シルキーで滑らかな飲み口は、
まさにスロベニアワインの最高峰!

このアントニウスの実力は10~20年経った後に、
最高のものになると思います。

今飲むのであれば、デキャンティングすることをお薦めするワインです。

★サントマス アントニウス
スロベニアの高級赤ワイン「サントマス アントニウス」の売り場へ

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