世界のワイン 葡萄屋 店長ブログ

世界中の美味しいワインを探す男のブログです。ワインの試飲会情報やイベント情報なども。

タイ料理とタイワインを楽しむ

2008-06-30 | ネットワインショップ 制作打合せ
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

昨日は、一度ご紹介したことのある、
横浜ランドマークタワー横の、クイーンズスクエア地下1階の
タイ国惣菜屋台料理 ゲウチャイ Q.E横浜店で、
タイ料理と、タイの白ワインを合わせて楽しんできました。

オーダーしたワインは、先日ご紹介した下のワインです。

ピービーカオヤイリザーブ シュナンブラン 2004 
葡萄品種: シュナンブラン
輸入元参考小売価格 1,800円

http://blog.goo.ne.jp/grass2108/e/d12531548c79f86c518a8822a423eea7
↑ピービーカオヤイリアーブ シュナンブランを紹介したブログはこちら

店内はすでにほぼ満席の状況。
一皿の値段がそれほど高くないこのお店に、
家族連れやサラリーマンの人などが
タイ料理を食べています。

今日私たちが注文したのは、以下の画像のような料理でした。



辛い料理が好きな私たちなので、どうしても、
ランチからエスニック料理に走ってしまいます。



ヤムウンゼン、春雨サラダです。
酢、砂糖、レモン、ライムなどで合えたサラダですが、
エビやイカなどの海鮮のほか、やはりコリアンダーが利いています。
ブタのミンチが入っていて隠し味のように出しがでていて美味しいです。

オーダーした白ワインは、この料理の料理のクセを消す役割だと思いました。
やはり独特の味わいが残るので、
このワインの持つ酸味と果実味が
そのクセを消して、次の料理とつなげてくれていました。



次は、ゲーン・ペッ。レッドカレーです。

ココナッツ入りのグリーンカレーのような味わいです。
竹の子、キクラゲ、パプリカ、鶏肉などの食材が入っていて、
とても辛いですが、食が進む一品です。

ワインとはスパイシーな部分が共通しています。

食べて、飲んで、食べて、飲んで。
ぴったりの相性です。



最後に、バミー・ナーム・ムーディエーン。汁そばです。
この料理は、細麺好きの娘にオーダーした料理だったのですが、
鶏のダシが利いていて、本当においしい。
揚げニンニクの香ばしさがたまりません。
魚のツミレ、チャーシューもおもしろいトッピング。

ブログでは常温、低温どちらでもいける!と紹介しましたが、
やはりお店では冷やしての提供でした。

やっぱりこのワイン、美味しいかったです。

それにしても、タイのワインと、本格タイ料理と。

横浜桜木町に行ったら、是非このお店に寄って楽しんでみて下さい。

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チュニジアワイン紹介3 ケー・ド・クルビス NV

2008-06-29 | 珍しいワイン(ニッチワイン)紹介
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

今日はいよいよ私も早く試飲したかった、
チュニジアのスパークリングワインをご紹介します。

北アフリカ初の本格スパークリングワイン。

シャルドネを使用してシャンパーニュ方式で作った、
ブラン・ド・ブランです。



ケー・ド・クルビス NV
葡萄品種: シャルドネ
輸入元参考小売価格 2,000円

東京駅の大丸百貨店で行われていた世界のワインフェアで、インポーターさんに
飲ませてもらったときの感動が忘れられません。
スパークリングワインの品質の良さがあって、さらにニッチワインのお店をやろうと
思ったきっかけだったワインです。

妻と相談して、今日の夕食は鶏の手羽先を入れてもらいました。



さて抜栓していよいよ試飲です。

色合いは、とても澄んだ黄金色。
このワインの上質なところは、泡がしっかりと立ち昇ってくるところ。
とても元気よく上がってくる気泡が、キレイなゴールドのなかで躍動している姿を
みていると、さらに華麗な気分がしてきます。


しばらく時間を置いてもずっと泡が上り続けています。

さて、グラスを鼻にもってくると、ナッツやヨーグルト、ライムなど、
とても複雑ないい香りです。

レモンや、グレープフルーツ、ミネラルなどの香りも見つかります。
深みのある香りで飽きさせません。

そしていよいよ口へ。

発泡を続ける酸が口のなかいっぱいに広がり、
ほどよい甘さで、キレがよい飲み口です。

スペインのカバの比べて、味に複雑みがあり、
果実味も単に甘いというのではなく、酸味とのバランスがとれていて、
料理を通して楽しめる味わいです。

全体的にクリーミーでコクがあり、
高級感もあって、とてもリッチ。

風味があって、個性があって、コクがある。
色と泡の立ち方がエレガントで、
素晴らしいスパークリングワインです。

大丸百貨店のときの感動再来で、
やっぱり惚れ直しました。

相性料理は、
・鶏肉料理
 このワインのコクが鶏肉の旨みに合います
・魚料理全般
 しっかりとした酸味が魚料理全般を引き立ててくれそうです
・生ハム
 生ハムの塩と、ワインの酸がマッチしそうです

今日の我が家の夕食は、
・カリフラワーソースパスタ ○
http://maymei.seesaa.net/archives/20080627-1.html
 *パスタに使ったカリフラワーソースのレシピはこちら
・鶏の手羽先 ◎
・キノコのアーリーオーリオ ○
・カボチャとほうれん草のチーズ焼 ◎
・カボチャ、さつま芋のヨーグルトサラダ ○ 
・カブときゅうりの和風ピクルス ○
でした。
*◎は相性ぴったり、○はまずまず、△は相性良くない、×は絶対やめたほうがよい

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ボルドーワインとステーキ

2008-06-28 | ワインを楽しむ
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

昨日は打合せで夜、市ヶ谷のステーキレストランに行ってきました。

久しぶりに、ステーキとボルドーワインを合わせて、
楽しむことができました。


ケータイカメラの画像ですいません

ステーキは4人でサーロンを600グラム、
それからリブロースを250グラム、
肉は熊本ビーフです。

合わせたのはボルドー・シューペリュールの2006年でした。

ワインと料理の相性を考えますが、
最もスタンダードな取り合わせのこのコンビネーション。

お肉のジューシーさが、やや渋みの強いボルドーで
さらに口の中で溶け合ってきます。

ステーキとボルドー。

この最高のカップルを久しぶりに楽しんできました。

ステーキも最高に美味しかったです。

お店は、

五番町 祭り屋 ステーキハウス (ごばんちょう まつりや) 
〒 102-0076 東京都千代田区五番町10-2 五番町センタービル1階
TEL&FAX 03-3237-0218
営業時間  11:00~23:00(LO 22:00)  *家具販売は10時~23時
JR・地下鉄市ヶ谷駅より徒歩3分です。

こちらのお店は、無垢・一枚板の家具屋さんの直営店でもあり、
店内は木の板やテーブル、椅子などの家具が
同居して面白い雰囲気でした。

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タイワイン紹介4 ピービーカオヤイリザーブ シュナンブラン

2008-06-27 | 珍しいワイン(ニッチワイン)紹介
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

今日はモンラッシェのような香りに気品とボリュームを持つ、
タイの白ワインのご紹介です。



ピービーカオヤイリザーブ シュナンブラン 2004 
葡萄品種: シュナンブラン
輸入元参考小売価格 1,800円

昨日はピービーカオヤイリザーブ シラーズをご紹介しましたが、
http://blog.goo.ne.jp/grass2108/e/d6b523b5a3c44df4329f3413b2f1c0b4
今日はこのシリーズの白バージョンです。

色合いは、透明感のある、イエロー。
ほぼ黄色に近いです。
グラスの下部から細かい気泡が若干見られます。

さてさて、どんな香りなのでしょうか・・。

今回はまずは温度をほぼ室温の15~16度から試してみました。

レモンキャンディ、黄色のリンゴ、ハチミツ、
トロピカルフルーツ、ちょっと吟醸香も見られますね。
ヨーグルトやミネラルなんかも入っていて、
とにかくすごい香りのボリューム!
熟成香のようなスケールの大きな香りもあって、
とても優雅で素晴らしい香りです。

ずっとグラスをまわして香りを楽しんでいたい白ワインです。
モンラッシェのエレガントさに近い印象です。

さてさて、ただものではない気がしてきました。
どんな味わいなのでしょうか。

妻の一声が「ハチミツみたい!」

果実味が最初にドンときて、あとから酸が追いかけてくる感じ。
トロリとした甘みが感じられますが、
酸も豊かなのでキレがあります。

この温度ではデザートワイン的に楽しむことができるワインです。

さてここで10~12度まで冷やして再度試飲を再開です。

こうすると、果実味がとじこめられて、
酸味がたってきます。
香りもいろいろなところから放たれていた、
華やかな要素が整理されて、
タイのどこかしらオリエンタルな締まったぴんとした果実香が
品良く香ってくるような香りになりました。

飲み口が良いのですいすい飲める白ワインで、
あっという間に1本空いてしまいました。

これからの夏場はこの温度設定でも良いかも知れません。

相性料理としては、
・チーズ料理、特にピザ
 ワインの酸味がマッチしそうです。

・サーモンや白魚のムニエル
果実味がしっかりしているので、バターなどちょっとこってりした食べ物が
合いそうです

・キッシュ
卵とチーズで重みのある料理ですが、それに負けないコクがあります



夕食は、
・親子丼 ○
・ごましおカボチャ ○
・カリフラワーとじゃがいものチーズ焼きアンチョビ風 ○
・カブときゅうりのヨーグルト和えバジル風味 ○
・カブとピーマンのさっぱり和え ○

*◎は相性ぴったり、○はまずまず、△は相性良くない、×は絶対やめたほうがよい

http://maymei.seesaa.net/
この料理とワインについての妻のブログはこちら

こってり料理は高めの温度で、
さっぱり料理は低めの温度で、
という楽しみ方ができる白ワインです。

それにしても、常温で飲んだときのボリューム感ある
あの素晴らしい香りが忘れられません・・・。

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タイワイン紹介3 ピービーカオヤイリザーブ シラーズ

2008-06-26 | 珍しいワイン(ニッチワイン)紹介
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

今日はタイのスタンダードな赤ワインのご紹介です。



ピービーカオヤイリザーブ シラーズ 2002 
葡萄品種: シラーズ
輸入元参考小売価格 1,800円

6月23日にご紹介したピロム・カオヤイ・リザーブ同様、
2年連続でAustrian Wine Challenge2006,2007で銀賞を受賞しており、
このワインも国際的に大変高い評価を得ているワインです。
http://blog.goo.ne.jp/grass2108/e/02a8c61cfc4b8f9d36a9fb4f464fe056

フランス産オーク樽2年間熟成のコクというインポーターのふれこみ。
さてどんな味わいなんでしょうか・・。

色合いはフチがかすかにオレンジ色の、黒味がかったルビー色です。

香りは、クランベリー、タバコ、紅茶、スパイスなど、複雑な香りが漂ってきます。
16度くらいの温度から、温度を下げて再度トライ。
そうすると、とてもフルーティーな香りへの変化していきました。

そして味わいへ。
16度のときに残しておいたワインを飲んでみると、果実味や黒っぽいタンニンが
かつお節のような風味と一緒になっているようにぼんやりしているのですが、
12度前後に冷やすと、果実味、タンニン、酸味が渾然一体となって、
とても引き締まった味わいに変化していました。

やっぱりタイの赤ワインは少しだけ冷やしたほうがおいしいですね。

スパイシーなニュアンスもあるので、相性料理としては、
ピリ辛のエスニック料理などにぴったりではないでしょうか。

ご自宅でピリ辛系の料理を食べるときは、
このワインを少しだけ冷やして合わせてみると、
最高の取り合わせだと思います。



今日の夕食は、
・キャベツとピーマンの豆鼓(トーチ)炒め ◎
・肉じゃが ○
・アボガドとイカのワサビ醤油和え ○
・水菜とエノキ、ザーサイのピリ辛オイスター炒め ◎
・太刀魚の塩焼き ○

*◎は相性ぴったり、○はまずまず、△は相性良くない、×は絶対やめたほうがよい


チンジャオロースやホイコーローなど中華料理で使う味噌や豆鼓(トーチ)に、
このワインのスパイシーな香りとコクのある果実味が合いそうです。


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V.d.P・ド・ヴォークリューズ ルージュ 05 アンドレ・ブルネル

2008-06-25 | デイリーワイン紹介
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

今日はフランスのヴァンド・ペイ・ドックを夕食で開けました。






V.d.P・ド・ヴォークリューズ ルージュ 2005 アンドレ・ブルネル
葡萄品種: グルナッシュ、カリニャン、サンソー
輸入元参考小売価格 1,350円
*コルクの長さ4.5センチ

アンドレ・ブルネルはシャトー・ヌフ・デュ・パプで実績を上げている生産者。
250年の歴史があり、世界的に有名になったこの生産者がグルナッシュは
南フランスのローヌこそが最高の土地だと考えて作ったワインです。

色合いは、淵が紫がかった濃いルビー色。

そして、香りは、本当に素晴らしいの一言に尽きます。
バランス良く、優雅で上質な香りが漂ってくるのです。
フランベリー、ラズベリー、スミレ、紅茶・・・
ソワリングすると動物香など、本格的な香りも入ってきます。

おいしそうな香り!
グラスを口に持っていくのに大きな期待!
どんなグルナッシュなんだろう・・。

飲んでみると、やはり期待通りの味わいでした。
なめらかな果実味と、ちょうど良い酸味、タンニンがやわらかですが、
しっかりとあります。
スパイシーさも残しながら、見事なバランス感覚。
千円台前半でこのワインが飲めれば、最高だと思います。


今日の夕食は、
・三つ葉とマイタケのそうめんチャンプル ○
・そうめん ○
・ニラともやしの鶏皮炒め ○
・ゆで豚のぽん酢ネギソース ◎
・水菜のサラダ ○
・ほうれん草とモヤシのナムル ○

*◎は相性ぴったり、○はまずまず、△は相性良くない、×は絶対やめたほうがよい

http://maymei.seesaa.net/archives/20080624-1.html
妻のブログでゆで豚のぽん酢ネギソースの作り方紹介しています

相性料理としては、
・トマト系のパスタ(それほどワインが重くないし、ワインの酸味と合いそうです)
・茹で豚のポン酢ソース(茹でたお肉はヘビーでないし、酢と酸味がワインに合いそうです)
・フライドチキン(ワインの酸味がフライドチキンの脂分をさっぱりさせてくれそうです)

今日は見事なワイン、素晴らしい生産者に巡りあえました。

単なるコート・デュ・ローヌも、並みの生産者の
シャトー・ヌフ・デュ・パプの品質を上回るとの評判のアンドレ・ブルネル。

ニッチワインのほかにもこのような優れたコストパフォーマンスの良いワインは
ショップで扱いたいと思っています。

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ボルドー・プリムール

2008-06-24 | ワイン ニュース
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

今日はプリムールワインについて書きたいと思います。

知人から頼まれた分も合わせ、2005年ヴィンテージの
ボルドープリムールの予約購入をしました。

予約してから2年。ようやく日本に購入したワインが届いた旨
取扱い元会社から連絡があり
送り先を相談するため知人に連絡をしたところ、
「自分の買ったワインの価値は?」
という質問があったので、調べてみました。

今回予約したのは、
シャトー・オーブリオン・ブラン(750ml×1本)
シャトー・オザンヌ(750ml×3本)
パヴィヨン・ルージュド・シャトー・マルゴー(750ml×3本)
シャトー・ラトゥール(750ml×1本)
でした。

そもそも購入をと検討したとき、予算8万円前後で
5大シャトーの幾つかは欲しいと思っていたのですが、
2005年の出来が最高に良い年になって価格が高騰し、
その予算ではラトゥール1本だけしか買えないという結果になってしまいました。

そして2年が経ち、今回調べた価格では、
まだ取扱いがなかったワインがあるものの、
市場に出ているものでは平均的に約1.5倍に上がっていました。

ここのところ、ヨーロッパ全体のワインの価格が上がってきています。
原油高で日本への輸送費も上昇しているようですし、
日本の消費者にとってワインがどんどん買いにくくなってきています。

ここ近年のピノ・ノワール人気や、
新興国富裕層のヴィンテージワイン需要など、
ヨーロッパワインがこれからも上昇していくように感じました。

プリムールは欲しいものの先物買いのシステムで、
今回のように、ワイン自体の価格の上昇がある場合は、
購入した人にとって嬉しいことなのですが、
通常に買う人にとってはヨーロッパのワインが高くなることは
とても残念なことだと感じました。

ニッチワインをより楽しむには、
ヨーロッパのワイン生産大国のワインも、
購入しやすい価格であってほしいなと思います。

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タイワインとオーストラリアワイン 飲み比べ

2008-06-23 | ワインを楽しむ
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

昨日はワイン販売の会社に勤める友人と一緒に、
チーズを食べながら、ニッチワインとオーストラリアワインの
飲み比べを行いました。



<オーストラリアワイン(写真右側)>
ピラミマ・マクラーレン・ヴェイル
プティ・ヴェルドー 1996
葡萄品種:プティ・ヴェルドー 
販売価格:2,200円

<タイワイン(写真左側)>
ピロム・カオヤイリザーブ 2006
葡萄品種:テンプラリーニョ
輸入元参考上代 2,000円
*コルクの長さ4.5センチ

ピラミマはボルドーの補助品種プチ・ヴェルドだけで作った赤ワイン。

香りはチョコレートやカカオのようなニュアンス。
スモークというか煙のような香りもします。

味わいは、オーストラリアワインに共通すると思うのですが、
このワインも果実味がしっかりしている一方で、
10年以上の熟成からタンニンがこなれていて、
とても上品で飲み口の良いフルボディでした。

ちょっとした質の良いボルドーワインを飲んでいるような感覚です。

1999年インターナショナル・ワインチャレンジで銀賞受賞ワインです。

さて、タイのカオヤイ・リザーブですが、
色は、黒みがかったルビー色。

香りは黒いベリーや、なめし皮など動物香もしますし、
どこか発酵というか煙のようなニュアンスも。

味わいはこちらも果実味がまず最初にやってきます。
小梅のような味わいです。
それから酸味が後から追いかけてきて、後味にタンニンが残ります。
果実味はタイならではの、独特の風味をもっています。
タイ料理など、スパイスのきいた料理や、辛い料理の辛さを、
うまく中和してなじませてくれる味わいだと思いました。

こちらもAustraria Wine Challenge2007で金賞、
イギリスのワイン誌「Wine Report 2007」でアジアで最も優れたワインの評価を
得ているワインです。

飲み比べてみると、互いに良い出来なだけに、
それぞれ個性をもって楽しめるワインでしたが、
オーストラリアはオーストラリアの、
タイはタイの、
匂いがワインからも漂ってくるようで面白いなと思いました。


生ハム&メロン美味しくいただきました

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イタリア料理レストラン サイゼリヤでワインを楽しむ

2008-06-22 | ワインを楽しむ
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

昨日は家族で東京ビッグサイトのイベントに行ってきたのですが、
その前にイタリア料理レストランのサイゼリヤに寄ってきました。

サイゼリヤ有明フロンティアビル店です。

ここではグラスワインがなんと1杯100円、
デカンタ250mlが190円、500mlが370円、
マグナムでも1,060円で飲めます。

このハウスワインはモリーゼ・ロッソを使用しているらしいのですが、
たまにはボトルで飲んでみようと奮発?して、
サイゼリヤラベルのキャンティをオーダーしました。
(それでも1本1030円です)

キャンティ 2006
1,030円(レストラン価格)
葡萄品種:サンジョベーゼ (その他の品種は不明)




そして食べました。




ワインは「常温にしますか?冷やしたものにしますか?」という問いかけだったので、冷えたワインをオーダー。

すると、とても軽くてフルーティーなキャンティでした。

パスタやチキンやどれも低価格で気軽に食べられるので、
最終的に全部で2千5百円くらいだったのですが、
こんなにテーブルが埋まってしまうほど楽しめます。

軽めのキャンティを楽しみながら、
リーズナブルな価格の料理をいろいろと楽しむ。

サイゼリヤは本当の意味でカジュアルレストランだと思います。

それにしても、こんなにワインが安いのに、
ワインをオーダーしているテーブルがほとんどなかったのは、
寂しかったです・・。





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タイワイン紹介2 サワディー・カオヤイ シラーズ

2008-06-21 | 珍しいワイン(ニッチワイン)紹介
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

今日はタイの赤ワインのご紹介です。



サワディー・カオヤイ シラーズ 2006 
葡萄品種: シラーズ
輸入元参考小売価格 1,600円
*コルクの長さ3.8センチ

色は赤褐色のガーネット。脚の長さは中程。

香りは、黒スグリや若い果実の香りや、カンゾウ、インキなど香り、
スパイスやビターチョコのようなニュアンスも。
アルコール!っていう感じです。

そして飲んでみます。

果実味が豊かなのですが、後味にビターチョコのようなタンニンが残り、
あまりバランスがよくありません。

このワインは常温で飲んでいましたので、
先日訪れたタイ国惣菜屋台料理 ゲウチャイ Q.E横浜店で出てきたように、
ワインを冷やして飲んでみました。
http://blog.goo.ne.jp/grass2108/d/20080615

やっぱり冷やしたほうが全然おいしい!
酸味と苦味がボケ気味でバランスが悪かったのが、
多少冷やすことで引き締まり、
酸味がちょうどよいかたちで葡萄のフルーティーさを後押しして見事な
バランスになりました。
ちょっぴりスパイシーな風味も残って、おいしいタイの赤ワインです。

やっぱりゲウチャイで出てきた提供方法には、
意味があったんですね。



昨夜の夕食は、
・小エビの素揚げ
・スペイン風オムレツ
・ピーマンとシラスの明太子和え
・しゃぶしゃぶマリネ(前夜の残りより)
・マカロニサラダ
・牛肉と小松菜のすきやき風
でした。

8~10℃に冷やしたサワディー・カオヤイは、
何にでも合わせやすくなりましたが、
タイ料理のほか、タコスなどのメキシカンやインド料理などの
スパイシーな料理にも合わせてみてはいかがでしょうか。

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レバノンワイン紹介5 クロ・サン・トマ レ・グルメ・ロゼ

2008-06-20 | 珍しいワイン(ニッチワイン)紹介
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

今日はレバノンのロゼワインのご紹介です。



クロ・サン・トマ レ・グルメ・ロゼ 2005 
葡萄品種: シラー、プチ・ヴェルド、サンソー
輸入元参考小売価格 1,980円

色は透明感のあるサーモンピンクで、
綺麗な色合いです。

香りは果実の香りやベリー、ミネラル、キイチゴなど、
いろいろな要素が漂ってきます。
紅茶や吟醸香、キャンディなども・・。
香りがとても華やかです。

味わいは収斂性のある酸味がさわやか。
後味でやさしい苦味が残りますが、
とても飲みやすく、どんな料理でも合いそうです。

このワインはキンキンに冷やして飲むと、
美味しいです。



今夜はちらし寿司と、アジフライ、玉葱とグレープフルーツのマリネなどでした。

ロゼワインは赤でも白でもない楽しみが味わえますね。
それに料理との相性が幅広いところが良いと思います。

そしてキリリと冷やして飲むと、酸味がしまって、
おいしいタイプのワイン。

夏の暑い時期は、こんなロゼが
食卓で活躍しそうです。










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チュニジア料理店でチュニジアワイン

2008-06-19 | ワインを楽しむ
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

昨日は税理士の先生と月一度のお食事定例会の日でした。

今日は先生にお願いして行きたかった日暮里にあるチュニジア料理店、
南地中海&チュニジアン ダイニング COUS COUSに行ってきました。
http://r.gnavi.co.jp/p910400/

お店のコンセプトは「砂漠に迷い込んだ旅人が出会うアラビアンナイトな世界」。

夜の8:30に二人で到着してしばらくしたら、
お店名物のベリーダンスが始まりました。


ケータイカメラで撮ったため華麗な舞いが小さくて残念です

ここでは白ワインのグラスをいただいたのですが、
それが昨日ご紹介したドメーヌ・クリペア・シャルドネ。
昨日飲んだという話を先生としていたら、
お店の人から「どこで飲んだの?」って不可解な顔をされました。

そして今回オーダーしたのが、

シャトー・モルナグ AOC特級 2003 
葡萄品種: カリニャン、アリカンテ・ブシェ、ムールヴェードル、シラー





香りは穏やかにカンゾーやなめし革の匂いが漂ってきて、
生産してから5年の熟成感があらわれています。
味わいは、これもとてもクラシックなフランス系の赤ワインという印象。
果実味とタンニンが非常にバランスよく、
少しハーブのようなピーマンのようなニュアンスが
少しチュニジア的な要素として乗っている感じなのですが、
独特なクセは全くなく、とてもおいしい!
滑らかな舌触りで温かみのある赤ワインです。

オーダーした料理は、


いつも食べかけですいません

・自家製パン
・メルゲーズ(自家製ソーセージ)
・メルミズ(鶏肉とひよこ豆、野菜のトマト煮込み)
・野菜のクスクス

でした。

やっぱりその土地のワインはその土地の郷土料理に合わせるのがイチバンですね。

昨日はドメーヌ・クリペア・シャルドネが、鯖の塩焼きが合うと書いていましたが、
今日はクスクスや郷土の煮込み料理などと一緒に食べていると、
とても安心感をもっていただくことができました。

お店の人もとてもひょうきんで明るく、
料理、ワイン、ダンスを含め、
アラビアンナイトな時間を楽しめるお店でした。



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チュニジアワイン紹介2 ドメーヌ・クリペア・シャルドネ

2008-06-18 | 珍しいワイン(ニッチワイン)紹介
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

今日はチュニジアの白ワインのご紹介です。



ドメーヌ・クリペア・シャルドネ 2003
葡萄品種: シャルドネ100%
輸入元参考小売価格 1,380円

色合いはレモンイエロー。

香りはレモン、ライムなどの柑橘系。
ナッツ、ヨーグルトなどの要素もあります。
ミネラルもあり、ブルゴーニュのシャルドネを感じさせます。

味わいは、妻の第一声。
ちょっといいシャブリみたい!
プチシャブリではなく、もう少し価格の高いシャブリという意見。
果実味あるけど、酸もあって、キレがいい!
思っているほど、アメリカっぽくなくて、
とってもおいしい!

今日は彼女のコメントがすべてでしょう。

私も思いますが、とてもバランスの良いワインです。
果実味がメインにあって、酸味が追いかけてくる感じ。
パワーというより、やわらかく葡萄の果実味が漂ってくるクラシックなタイプの
シャルドネです。
これで1,300円台なら素晴らしい!


今日の夕食の鉄板焼き、ゴーヤチャンプル、キムチの漬物

このワインとの相性料理ですが、シーフードの鉄板焼きはともてバッチリでした。
また脂の乗ってる魚の塩焼き(たとえばサバの塩焼きなど)、
焼き鳥などが合いそうです。


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テラスで白ワイン ちょっぴりぜいたくな昼の時間

2008-06-17 | ワインを楽しむ
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

昨日は岐阜に帰る両親を見送る帰りに、
家族でテラス席でのワインを楽しんできました。

お店は新宿TAKASHIMAYA13階の
自然派イタリアン カノビエッタ タカマサ ウエタケ。


ソムリエさんが一杯ずつついでくれたあとの写真です

テレサ・ライツ レ・マルスーレ ピノ・グリージォ 2006
産地 イタリア フリウリ
生産者 TERESA RAIZ
当レストラン価格 3,780円

柑橘系の香りに、味わいはピノグリにしてはしっかりしている1本。
フルーティーと美味しかったのですが、
このワインとこの時間がよかったは、
ワインの先に広がるテラス席。

月曜の昼下がりということもあり、
土日なら満席のところがゆったりと時間を過ごせます。

お店のスタッフの方々もとても余裕のあるサービスをしていただけるし、
子供もテラスで遊んで、13階の高層の上に広がるちょっとした庭や景色を
楽しんでいます。

ワイン1本で久しぶりに妻と
ゆっくりとした時間を
2時間ほど楽しんできました。

この季節、アウトドアで
冷えた白ワインと
広々とした空間で、
ゆったりした時間を楽しむのもいいですね。

ちょっぴりぜいたくな月曜でした。

こちらのお店、とても良かったです。

今日からニッチワインショップの準備再開です。













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キプロスワイン 到着

2008-06-16 | 珍しいワイン(ニッチワイン)紹介
おはようございます、ニッチワインのネットショップを制作中の草壁です。

昨日は、キプロスのワインの輸入業者からサンプルワインが届きました。



こちらのワインも、タイワイン同様に、
FOODEX2008で試飲したときにはじめて知ったワインです。

<赤ワイン>
オセロ 参考上代 1,113円
葡萄品種:マブロ&オッサルモ

オリンポス・ドライ 参考上代 1,260円
葡萄品種:マブロ&カリニャン&グルナッシュ

セメリ 参考上代 1,722円
葡萄品種:シラー&カリニャン&グルナッシュ

<白ワイン>
アフロディーテ 参考上代 1,260円
葡萄品種:ジニステリ

<ロゼワイン>
ピンクレディー 参考上代 1,260円
葡萄品種:マブロ&カリニャン&グルナッシュ

<デザートワイン>
マスカット 参考上代 1,407円
葡萄品種:マスカット・オブ・アレキサンドラ

地中海を思わせるワイン名が並びますね。
さてどんなワインなのでしょうか。
こちらのワインも順次ご紹介していきます!
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