注文していたあんぜんバンドの「アルバムA」のレコード(中古)と中島みゆきの「組曲(Suite)」のアナログ盤がほぼ同時に到着。
久しぶりにステレオ&レコードプレーヤーに灯を入れる。
「アルバムA」はEXとのことだったが意外に良い状態。ボーカルがはっきりくっきりの録音。先日入手したLIVE盤CD「安全バンドLIVE!1974~76」の解説には、録音作業でエンジニアと齟齬が生じ、バンド的にはまったく意にそぐわない結果になったようなことが書いてあったけど、歌謡曲っぽいバランスでミキシングしてあるかんじがそういうことなのかね? 今、懐古的に聴くと、リスナーとしてはこれはこれでアリと思う。内容、音質共に良盤で満足。
これでセカンドもアナログで入手できればいいんですがね。CD「あんぜんバンドのふしぎなたび+2」も結構値段高騰気味というか入手困難状態だからなー(だから未入手)。まあ、気長に待つとしよう。
「組曲(Suite)」はすでにCDで入手済み。音質は、自分の感覚ではCDのほうがずっと良い、と思う。なんか薄いベールがかかってるというか、一度テープか何かに録音でもしたように聴こえる……微妙に狭レンジでモコモコしてるし。音に艶無いし、広がらん……わざと「いかにもアナログでござい」って仕上げてるのかも。ハイレゾ・マスターの良さが感じられんのだよなー。(ところでなんでヤマハはみゆきさんをハイレゾ配信せんのだ? 最後の切り札だからか?)まあ、これはDL-103ベースの組み合わせでの試聴だから、近々別の機器設定で聴き直してみようかなとは思いますが……でも、あんまし期待はできないなぁ。
(追記)
ちょっとまてよ、この音の悪さ、中古盤でスプレーまみれのやつをかけた時の感じに似ているゾ。と気付いた。ので、とりあえずVPIでクリーニングしてみた。念を入れて2回。すると……嗚呼、全然違う! CDに負けないクリアの音がでてくるじゃあーりませんか! うーむ帯電防止剤でも塗りたくってあったんだろうか? これからは新品でも油断せず、クリーニングせにゃなりませんな。
私と同じように「アナログ盤、音質いまいち?」と感じた人はクリーニングを試してみるのもいいかも(水洗いかバキュームか超音波等でなるべく溝の堆積物を除去する方向で)。あ、ただし、くれぐれも自己責任でお願いします。
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組曲(Suite) |
中島みゆき | |
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