ドイツ在住の友人から意外なLINEが来た。
「疑惑のW杯が始まりましたね。開会式をドイツのテレビ中継で見てました。スタジオのコメンテータは人権専門家、ゲイのサッカー選手らカタールに対する批判メンバーばかり(笑)連日ドイツのテレビは開催にまつわるわいろ汚職、人権批判のオンパレード。試合でも見ようものなら、人道に反する、といわんばかりです」
バルセロナからこの春、独の企業に就職したスペン人イスマのレポートだ。
夫人が日本人なので、まさに”死の組”を一手に引き受ける夫婦だ。
ところが、ここでも意外な本音を吐く。
「スペインは応援しない。代表チームに興味はない。レアル、アトレチコのマドリード代表とバルサのカタルーニャ代表とでは、チームはまとまらない。代表チームを隣国だ、と過激なカタルーニャ人は応援などしません。サッカーはリーグ戦がいい。僕はドイツやフランスを応援しますよ」
イスマは40代だが、父親はスペイン内戦を経験している。
夫人が日本人なので、まさに”死の組”を一手に引き受ける夫婦だ。
ところが、ここでも意外な本音を吐く。
「スペインは応援しない。代表チームに興味はない。レアル、アトレチコのマドリード代表とバルサのカタルーニャ代表とでは、チームはまとまらない。代表チームを隣国だ、と過激なカタルーニャ人は応援などしません。サッカーはリーグ戦がいい。僕はドイツやフランスを応援しますよ」
イスマは40代だが、父親はスペイン内戦を経験している。
フランコ独裁当時の戦火のトラウマが、長く尾を引く。
戦争の悲劇は、スポーツの世界にとっても大きな影を落とすいい例だ。
人口280万人のカタールは小さな国だが、富は世界有数、そして紛れもない独裁国家だ。
新設したサッカー場やインフラ整備に31兆円もの巨費を使った、とも報じられている。
戦争の悲劇は、スポーツの世界にとっても大きな影を落とすいい例だ。
人口280万人のカタールは小さな国だが、富は世界有数、そして紛れもない独裁国家だ。
新設したサッカー場やインフラ整備に31兆円もの巨費を使った、とも報じられている。
その一方で建設に従事した外国人労働者は多数の死者が出た、とも国際面に掲載されている。
カタールとは時差5時間、ドイツとは時差8時間。
地球は広くて、考え方も多様だ。
カタールとは時差5時間、ドイツとは時差8時間。
地球は広くて、考え方も多様だ。
【2022W杯開幕戦】
コスタリカ2-0カタール
今回のカタールでの開催も建設に携わった労働者が奴隷のように働かされ、人権問題にもなっています。
スポーツの祭典とかいう言葉に踊らされ、商業主義になってしまいました。
やはり今後についても一度立ち止まって、考えなければいけないのではないでしょうか?
今回の31兆円巨費投入は、過去のW杯全大会の運営費総額をも上回るなんて聴くと、目が回ります。
金まみれになったIOC,FIFAのトップたちは、ドップリ札束を枕に寝ているんでしょうね。