そんなアホな！６６歳の笑福亭笑瓶が急逝

「そんなアホな！」

７つも年下のダウンタウン松本人志（５９）が追悼ツイート。
笑福亭鶴瓶の一番弟子、笑福亭笑瓶が２２日、急死した。
死因は急性大動脈解離、享年６６。

笑瓶は東京・目黒区の自宅で２１日に倒れ、病院に搬送されたが翌日に帰らぬ人となった。

鼈甲（べっこう）の黄色い縁のメガネがおなじみだった。
３２年間出演していたＴＢＳ「噂の！東京マガジン」の１６日収録も済ませるほど、予兆もなかった。
同放送は２６日に企画変更した追悼番組となる。
落語家というより「ガキ使」や「大阪ほんわかテレビ」など、軽妙なしゃべくりが人気を博すタレント。
近年ではＮＨＫ朝ドラ「カムカムエヴリバディ」など俳優としても活躍。

８年前の１５年１２月に千葉でゴルフ中に倒れ、ドクターヘリで病院に搬送されたことがある。

当時も大動脈解離の診断があったが、約２週間の入院で現場復帰していた。

笑瓶は若い頃は有名なヘビースモーカーで糖尿の持病があった。
８年前の生死をさ迷った経験から、禁煙、ウォーキングと健康に気を付けていたが、それも功を奏さなかったようだ。

知人の在阪ＴＶプロデューサーＹも驚きを隠せない。
「好きなケーキやまんじゅうはもちろん、徹底して口にしなかった。毎日、ウォーキングを欠かさぬ健康オタクでした」

大動脈解離は、心臓から出ている最も太い血管が裂ける。
前回は裂け目が小さく事なきを得たが、今回は死に至ってしまった。

◆笑福亭笑瓶（しょうふくてい・しょうへい＝本名・渡士洋＝とし・ひろし）１９５６年１１月７日 ー２０２３年２月２２日、急性大動脈解離、享年６６。大阪市出身。興国高ー大阪芸大芸術学部。81年、笑福亭鶴瓶に弟子入り。ＴＢＳ「噂の！東京マガジン」などタレントとしても活躍。NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」出演など俳優としても活躍。血液型Ｏ。智子夫人とは８４年に結婚。