メジャー7年目で夢にまで見た初の10月ゲーム。
大谷翔平(30)がダルビッシュ有(38)と対決する第2ラウンド。
大谷翔平(30)がダルビッシュ有(38)と対決する第2ラウンド。
日米通算203勝のダルビッシュと2年連続キングの大谷。
団塊世代にとって考えられない一戦。
結果はダルビッシュの完勝。
3打席を外野に飛ばせずノーヒット1三振。
15球のうち速球は1球だけの変化球攻め。
3打席を外野に飛ばせずノーヒット1三振。
15球のうち速球は1球だけの変化球攻め。
パドレス120001033=10
ドジャース010000001=2
ドジャースで今一番頼りの右腕ジャック・フラハティ(28)
初回、フェルナンド・タティスJr(25)に先制アーチ。
2回には8番ペラルタの2ランを被弾。
大谷との初対決はダルビッシュに軍配。
打席に立つ前、大谷は帽子のひさしに手をやり、微笑み軽く会釈。
真剣勝負はそれからだった。
徹底して内角へボールを集め、最後は外への変化球。
大谷のバットは空を切った。
真剣勝負はそれからだった。
徹底して内角へボールを集め、最後は外への変化球。
大谷のバットは空を切った。
第2打席は低めと外への配球で一ゴロ。
第3打席は全て縦に落ちる変化球。
フルカウントから、当たりそこねの投ゴロ。
続くムーキー・ベッツ(31)は初球を叩く。
打球は左翼席へ一直線。
だが、プロファーがグラブを観客席に伸ばしホームランキャッチ。
同点を免れたダルビッシュは苦笑い。
「大谷クン以外にもいい打者がいる」の言葉通り。
打球は左翼席へ一直線。
だが、プロファーがグラブを観客席に伸ばしホームランキャッチ。
同点を免れたダルビッシュは苦笑い。
「大谷クン以外にもいい打者がいる」の言葉通り。
2回の裏、ダルビッシュはテオスカー・ヘルナンデス(31)とマックス・マンシー(33)に連打。
さらにスミス四球で無死満塁の大ビンチ。
7番ギャビン・ ラックス(26)の左犠飛で1失点。
だが、エドマンの一直併殺で切り抜けた。
だが、エドマンの一直併殺で切り抜けた。
ダルビッシュは7回82球の省エネピッチング。
再三の美技にも助けられテンポ良く1失点でしのぐ。
7回パドレスが守備につくと左右の外野スタンドが騒然。
右翼プロファーに向かってボールが投げ込まれた。
さらに空き缶・・・騒然とする球場。
不穏なムードで9分間の中断。
さらに空き缶・・・騒然とする球場。
不穏なムードで9分間の中断。
それでもダルビッシュはリズムを崩さず。
2回以降5イニングをゼロで刻む。
快投に応え8回、新人メリルが2ラン、ボガーツのソロでダメ押し。
6点差がつき、8回にバトンを渡した。
第4打席は2番手左腕ストットに空振り三振。
大谷は4打数ノーヒット2三振。
タティスの2発を含む6アーチのバドレスに完敗。
1勝1敗のタイになったドジャース。
1日休んで敵地サンディエゴに乗り込む。
工夫した大谷封じ
▼ダルビッシュ有「凄く大きい白星。サンディエゴで野球が出来る。0勝2敗でやるのとまた違う。大谷封じは、とにかく球種だけじゃない。反応を見ながら、セットに入り、ボールを長く持ったり、足の上げる時間を変えたり。工夫をした」
憧れダルビッシュ対戦に感謝
▼大谷翔平「ダルビッシュさんは僕の小さい頃のスター選手。メジャーに来る前も、日本でもテレビで見て憧れていた。そんな方とポストシーズンで対戦出来るのは大きい。個人的には由伸と投げ合ってほしかった。対戦を楽しみたい。同地区のライバル相手なので、なおさら士気も高い。パドレスもそうだと思う。移籍1年目でPSでプレー出来ることに感謝したい」(前日会見)
【地区シリーズ=5回戦】
大谷翔平のPS打席内容
①▼7-5パドレス(10・6ドジャーS)
【1番DH】5打数2安打3打点2三振2得点
【1番DH】5打数2安打3打点2三振2得点
左飛、右越1号3ラン、中前安、三振、三振
②▼2-10パドレス(10・7ドジャーS)
【1番DH】4打数0安打2三振
【1番DH】4打数0安打2三振
三振、一ゴロ、投ゴロ、三振
2試合 打率.222 本1 打点3
9打数2安打4三振2得点
ダルビッシュの投球内容
②▼2-10ドジャース(10・7ドジャーS)
◎7回(82球)1失点3安打3三振2四球
1試合 1勝0敗 防御率1・29
【地区シリーズ(6日~5回戦】
▼ナ・リーグ
①ドジャース7-5パドレス
②ドジャース2-10パドレス
①フィリーズ2-6メッツ
▼千賀滉大2回(31球)1失点1安打(本1)3三振1四球
②フィリーズ7-6メッツ
メッツ002001102=6
フィリーズ000003031=7
【あとがき】両軍中軸で7発のアーチ合戦。
死闘のシーソーゲームはフィリーズがサヨナラで制した。
スーパースターは大舞台に強い。
0-3劣勢の6回に3番ハーパーが反撃の2ラン。
0-3劣勢の6回に3番ハーパーが反撃の2ラン。
続く4番カステヤーノスが連続弾で同点。
直後の7回メッツ3番ニモが勝ち越し弾。
1点ビハインドの8回、ハーパー四球を起点に3点を奪い逆転。
1点ビハインドの8回、ハーパー四球を起点に3点を奪い逆転。
メッツは絶対守護神ディアス3失点KOが大誤算。
勝負あった、と思ったら”ミラクル”メッツ。
9回、2番ビエントスがこの日2発目の同点2ラン。
もう目が離せない壮絶なゲーム。
6-6の延長戦か、と思った9回2死走者なし。
勝負あった、と思ったら”ミラクル”メッツ。
9回、2番ビエントスがこの日2発目の同点2ラン。
もう目が離せない壮絶なゲーム。
6-6の延長戦か、と思った9回2死走者なし。
連続四球から4番カステヤノスが劇的な左前打。
フィリーズは1勝1敗のタイにした。
フィリーズは1勝1敗のタイにした。
※ア・-リーグ2試合は休み。