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北陸自動車道を往くⅡ-①

2014-08-22 13:39:33 | おでかけ
旧盆の13日~14日に、帰省中の次男と今年も北陸自動車道を走る。

道中 沿線の名所旧跡を廻ることとなった。

以下は、その道中記である。

【第一日目】 
先ずは 福井県あわら市の『吉崎御坊跡』に立ち寄る。
文明3(1471)年に 浄土真宗中興の祖とされる蓮如上人が開基した北陸布教の拠点寺である。
御坊跡は国指定の史跡として整備され、高村光雲作の蓮如上人像が建っていた。

また一帯は「蓮如の里」と言われていて全国からの参拝が絶えない。
「史跡吉崎御坊跡」の石碑に向かう階段の西側に浄土真宗本願寺派の別院が、東側に真宗大谷派の別院が置かれている。ともに「吉崎別院」である。


年配者なら耳にしたことがあると思いますが、この地に伝わる嫁おどしの肉つき面」の民話でも知られています。
 
息子と孫を亡くして意地悪ばあさんになった姑、夫と子供を亡くした嫁。夜な夜な出かける嫁の帰りが遅いので 鬼の面をつけて帰り道で嫁を脅そうとするも、面が顔から取れなくなりる。嫁は夫と子供の供養に吉崎御坊にお参りしていることも知らずにである。 嫁から事情を聞き、2度と意地悪をしないと嫁に謝ったら面が外れて、以降二人仲良く暮らしたというお話である。

次は 「東尋坊」である。

つづく

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