夏の誕生3人組。
ナツは7月25日、多古の夏祭りの日。ハルは8月27日。

そして、ユフは8月2日で8歳です。

今日、夏生まれ3人組のお祝いにみんなが我が夜に集合。みんないろいろプレゼントをしたけど、私は図書券。ちょっと殺風景でごめんね。
ユフの読書の集中力はすごい。どんなにうるさいところでも、読み始めたらすっとーんと本の世界に入り込んでしまう。ひとの声が耳に入らなくなる。読む本はどんな本でも。乱読だ。
でも、先月25日ファックスが届いた。
「ばあばは『とうのうえのラプンツェル』をよんだことある?わたしはじぶんだけの本だながあって、そこに大すきな本をおきたいな。私のおきにいりの本は、『クレヨン王国の12ヶ月』『クレヨン王国の花うさぎ』『オズのまほうつかい』『若草ものがたり』『きりのむこうのふしぎなまち』だよ。」
最近、詩を書いたり物語を書いたりしている。下記は「ひかり村の子どもたち」のその一部。

登場人物が大勢で、外国が舞台。エピソード毎のオムニバス形式の書き方だ。
①は登場人物の紹介。
②「うみのみやげ」を書き写すと・・・。
ある日ポールがうみへいったのだ。
そしておみやげをもってかえってきた。
みやげはふくろにはいっている。
「やあ、うみはきれいだったよ。はい、みやげだ。」
ポールがいった。
「なにをもってきたの?」
エリーナがふくろをのぞきこみながらきいた。そのとき、タータがはしっってきた。
「おい、おまえたち、なにをしてんだ。おれにみせろ!」
といって、ふくろをとって、中をみた。
なんて、すてきなんだろう。そう、その中はきれいなかいがらなどがはいっていた。
「これはおれがもらうぜ」
タータはふくろをもってじぶんのいえのなかへとびこんだ。
ポールはおいかけたがむだだった。
タータは学校で1ばんはしるのがはやかったのだ。
ポールはと中であきらめてしょんぼりといえへかえった。
そのすがたをみんなはみつめていた。
そのあとみんなでどうしたらいいのかかんがえたがむだだった。
そしてみんなそれぞれじぶんのうちへかえった。
③「とりかえしたみやげ」
だが、ポールはかんぜんにあきらめたわけではなかったのだ。
いえの中でずーっとどうしたらいいかかんがえた。
ポールはタータのいえのどあをドンドンとたたいた。
するとタータのおかあさんがでてきた。
「タータいますか。」
「はい、いますよ。」
といってタータをおおきなこえでよんだ。
「タータ、ポールくんがよんでるよ。」
タータははしってきた。タータは
「なんだ、おまえかよ。なんのようだ!?」
といった。
ポールもいいかえした。
「ぼくがもってきたかいがらをかえせ!」
「このぼくにむかって、そのいいかたはなんだよ。」
「とったのはおまえじゃないか。」
「じゃあ、かえすよ。そのかわり・・・」
タータもポールがこんなにつよいとはおもわなかったのだ。
しかたなくタータはドンとドアをしめてしまった。
ポールはふくろをもってかえってきたのを、みんなはみてかけてきた。
「すごい、とりかえしたね。」
「すごいじゃない、どうやってかえしてもらったの?」
「ポール、タータにかったのね!」
エリーナ、リーナ、リーナーの3にんにほめられてうれしかったポールだった。
④「タータのたんじょうび」
⑤「かじ」
⑥「じしん」
⑦「にゅうがくしき」
と続いている。A4用紙に7枚びっしり。原稿用紙にすると20枚以上にはなりそうで、これを数日で書いてしまったようだ。
全体の構想、登場人物の性格付け、無駄のない簡潔な文章。
ユフは、小さいときからよくごっこ遊びに一人没頭していた。誰かに見立てて会話をする。お人形だけでなく、なければ積み木でも野菜でも何でも、人に見立てていた。それが、こんな会話体の物語になるのかもしれない。ミュージカルの台本も読む機会があるので、それも参考にしているのかもしれない。
恐るべし!8歳作家デビューだ!いいねいいね!
昨日ユフがパソコンで遊んでいて、できた設計図。


何でもやってみたい小学2年生、8歳のスタート。
一日、ばあばと二人でどこかにでかけようね。と言う約束も誕生のプレゼントにした。
さあ、どんな体験をさせてあげようかなあ。