本牧地区センターの館長さんのNさんからお誘いがあった。
映画「じんじん」の試写会にぜひと。
Nさんは、西洋館でアルバイトをしていた時の館長さん。
彼女は若いころ、絵本の専門店を経営していた方。
ニキティキのおもちゃもそろえ、大好きな絵本を集めた、
それはそれは素敵な贅沢なお店だったらしい。
大きな赤字を抱えてお店を閉じることになったそうだが、
絵本愛は、どこでもいつまでも発揮された。
西洋館でも、自分の絵本をどっさり運んできて
毎月「絵本の部屋」を開いていた。
今回の映画は、北海道の剣淵町が舞台だ。
なんと、20年も前から「絵本の里づくり」をまちづくりの中心にしてきたのだそうだ。
仕事の合間を縫っては、まちの人たちが子どもたちに読み聞かせをしているのだそう。
その様子に感動した俳優の大地康雄さんが、映画つくりを思い立った。
まるでフーテンのとらさんのような味わいの大地さんが、とてもいい。
おじさんたちの読み聞かせる絵本がたくさん登場してくる。
Nさんが、共感しているのがとてもわかる。
終わったあと,「ハンカチ持ってこなかったから、涙拭くのに困ったよ。」
なんて近所の人達と語りながら体育館をまぶしそうにかえっていく。
こんな上映会したいなあ。
これは、わがまちの「じじばば絵本隊」の出番でしょう。
地区センターの向かいは「横浜市立中図書館」、入ってみた。
1階は子どもの本、占有空間。
書架が低くて、圧迫感がなく、見通せて明るい。
2階は大人占有空間。
帰路のバス、思わず「元町入り口」で降りてしまった。
ううん、この店、好みだわ。
ゴスペルグループがストリートライブ。すばらしい歌声!
新しくなった(といってもだいぶ前かな?)「UNION」2階で一休み。
おしゃれな元町散歩も楽しみました。