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三大名城(ドイツ):ホーエンツォレルン城、「ノイシュヴァンシュタイン城」、「ハイデルベルク城」

2021-02-14 18:06:06 | 旅行

 

三大名城(ドイツ):ホーエンツォレルン城、ノイシュヴァンシュタイン城、ハイデルベルク城

ホーエンツォレルン城は、ドイツ帝国(ドイツ第二帝国)の皇帝家ホーエンツォレルン家の発祥の地に建つ城である。 ドイツ連邦共和国シュヴァーベン地...

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ホーエンツォレルン城は、ドイツ帝国(ドイツ第二帝国)の皇帝家ホーエンツォレルン家の発祥の地に建つ城である。
ドイツ連邦共和国シュヴァーベン地方のバーデン=ヴュルテンベルク州のテュービンゲン行政管区(県)ツォレルンアルプ郡ヘヒンゲン市の南、海抜855メートルのホーエンツォレルン山の頂に建てられた城である。現在の城は三代目で、フリードリヒ・ヴィルヘルム4世がプロイセン王になる前の太子であった時に再建を決め、没後の1867年に完成したものである。
現在は、毎年30万人以上が訪れる観光地となっている。2016年の映画「キュア 〜禁断の隔離病棟〜」、2017年のTVドラマ「ミルドレッドの魔女学校」の撮影に使用された。そのほか、コンサートや結婚式場など各種イベントが行われている。

ホーエンツォレルン家については11世紀までしかさかのぼれない。ホーエンツォレルン家の元の名であるツォレルン家の名は1061年にベルトルト・フォン・ライヒェナウの年代記に初めて現れる。
シュヴァーベンの一部を支配するのはツォレルン伯爵であった。1218年(または1214年)にツォレルン家は領地の分割を行って長男のコンラート1世がフランケンの領地とニュルンベルク城伯の地位を得て後のプロイセン王国の王家の祖となる一方、次男のフリードリヒ2世はシュヴァーベンの領地とツォレルン伯爵の地位を得た。
この血統は後にホーエンツォレルン=ヘヒンゲン家と呼ばれる。シュヴァーベンの空中楼閣 Castro Zolreについて1267年に言及されていることから、この頃にはツォレルン城はできていてツォレルン=ヘヒンゲン家の城であった。14世紀にツォレルン家をホーエンツォレルン家と改め、城名もツォレルン城からホーエンツォレルン城となる。
同時にホーエンツォレルン=ヘヒンゲン家はプロテスタントに改宗せずカトリックのままで通していたが、ドイツ帝国成立直前の1869年に断絶した。