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一意専心の資格マニアの記録

いくつか資格を取得するうち、楽しさを覚えるようになりました。主にビジネス系です。

靖国参拝に関する声明

2013-12-31 04:00:00 | 英語

Statement on Prime Minister Abe's December 26 Visit to Yasukuni Shrine

安倍首相の靖国神社参拝(12月26日)についての声明

December 26, 2013
2013年12月26日

Japan is a valued ally and friend.
 日本は大切な同盟国であり、友好国である。

Nevertheless, the United States is disappointed that Japan's leadership has taken an action that will (2)exacerbate tensions with Japan's (1)neighbors.
しかしながら、日本の指導者が(1)近隣諸国との(2)緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。

The United States hopes that both Japan and its neighbors will find constructive ways to deal with sensitive issues from the past, to improve their relations, and to promote cooperation in advancing (3)our shared goals of regional peace and stability.
 米国は、日本と近隣諸国が過去からの微妙な問題に対応する建設的な方策を見いだし、関係を改善させ、(4)地域の平和と安定という共通の目標を発展させるための協力を推進することを希望する。

We take note of the Prime Minister’s expression of (5)remorse for the past and his reaffirmation of Japan's commitment to peace.
 米国は、首相の過去への(5)反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目する。

《正文(英語)へのリンク》
《仮翻訳(日本語)へのリンク》 ※いずれもアメリカ大使館

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(1) 「近隣諸国」について
 正文ではneighborsです。日経の記事では「近隣諸国」ではなく「周辺国」となっていました。ここでのneighborsは、実際には中国・韓国の2国です。「近隣諸国」だとより多くの国々を思い浮かべるのではないでしょうか。「周辺国」の方がよさそうだと思いました。

(2) 「緊張を悪化させる」について
 正文ではexacerbate tensionsです。仮翻訳は直訳になっていますが、コロケーションに問題がありそうです。「緊張を強める」と言い換える方が分かりやすいと思います。

(3) 「our」について
 正文を読んだときは、ここでの「our」は、米国、日本および日本の近隣諸国を指すものと思いましたが、日経の記事では「(日米の)」となっていました。難しいですね。

(4) 「地域の平和と安定という共通の目標を発展させる」について
 この文は、日本語として不自然に感じられます。「地域の平和と安定」と「共通の目標」を入れ替えるなどして、「共通の目標である地域の平和と安定を推進する」はいかがでしょうか。

(5) 「remorse」と「反省」について
 正文の「remorse」に比べて仮翻訳の「反省」は、悔いの強さが下回ることになるでしょう。この最後の文は全体的に不正確なので、一から書き直してみます。
 「首相が、過去に対する悔恨を表明するとともに、平和への日本の決意を再確認したことに対して、米国は注目している」はいかがでしょうか


「英語の語彙力レベル測定テスト」と「日本語検定速報」

2013-07-09 03:20:08 | 英語

Ⅰ 優勝決定戦問題の解答
まず、昨日(2013/7/8)載せた、「優勝決定戦問題」の正解を書きます。

Choose the word which defines the underlined word best.
51. His interests are fairly catholic.
  (d)  comprehensive

52. Henry is so contumacious that he never takes anyone's advice.
  (b)  rebellious

53. Both the meal and the conversation were delectable.
  (a)  delightful

54. The drought has depleted the supply of water.
  (c)  lessened

55. In a modern society those who do not work are considered otiose.
  (c) useless 

「優勝決定戦問題」をもう少し載せます(正解は省略します)。

(スペリング)
Write the correct spelling in English for the blank.
  1. クレンザー        (        )
  2. リンパ          (        )
  3. シルエット        (        )
  4. アレルギー        (        )
  5. カムフラージュ      (        )
  6. シャンデリア       (        )
  7. ジレンマ         (        )
  8. アセスメント       (        )
  9. マサチューセッツ     (        )
  10.シンナー         (        )

Ⅱ weblio語彙力診断・英語の語彙力レベル測定テスト
さて、語彙力診断に関連して、「weblio語彙力診断・英語の語彙力レベル測定テスト」というページを見つけました。そこでは、総合診断、英検用、大学入試用、TOEFL用、TOEIC用の5種の語彙力診断テストが提供されています。そのうちの一つであるTOEFL用のなかにある「総合問題」を試してみました。10回受けてみて、各回のTOEFL iBT推定得点は次のとおりでした。

  1回目 7681
  2回目 8286
  3回目 98103
  4回目 7175
  5回目 104108
  6回目 6670
  7回目 8286
  8回目 104108
  9回目 115119
  10回目 104108

※ 各回の点数について上限値と下限値の平均を計算し、95%信頼区間を求めたところ、92.3±12.0となりました。

 このように、かなりばらつきがありました。わずか25問の出題で判断するのですから、やむを得ないことです。また、7回目辺りから、前に出題されたのと同じ単語がポチポチ出始めました。

解答時間が短いほど推定得点が高くなるそうですので、急いで解答しなければなりません。慌てて解答してしまうことも多かったようで、テスト終了後に示される正誤状況を見て、「なんでこんな問題を間違えたんだろう」と思うことも何度かありました。

順調に正解を続けていると、単語ではなく熟語の問題が出題されるようになり、熟語の問題がうまくいけば高得点が出ます。

まあ、気軽に試してみてください。

 Ⅲ 日本語検定速報
日本語検定2級の速報が、昨日(2013/7/8)発表され、結果は「認定」でした。2013/7/3に書いたように不安材料もあったのですが、認定とわかりホッとしました。今週末にはさっそく1級の過去問を解いてみて、準備を始めようと思います。


ボキャブラリーコンテスト(その2)

2013-07-08 05:29:38 | 英語

昨日(2013/7/7)の問題の正答です。
102.が難しかったと思います。「R months」とは、「Rで終わる月」、つまり、「9月から12月まで」のことです。

101. The outer part of bread is called the ( (c) crust ).

102. ( (b) Oysters ) are said to be in season only in the R months.

103. “Skiing isn't my cup of ( (a) tea ),” said the girl from Hawaii.

104. He tends to exaggerate. Take what he says with a grain of ( (d) salt ).

105. Tom is the ( (a) apple ) of his mother's eye.

 

次に、1987年度の優勝決定戦問題の一部を載せておきます。正答は明日書きます。

(類義語)
Choose the word which defines the underlined word best.

51. His interests are fairly catholic.
   (a) serious   (b) parochial   (c) religious   (d) comprehensive

52. Henry is so contumacious that he never takes anyone's advice.
   (a) confident   (b) rebellious   (c) snobbish   (d) invidious

53. Both the meal and the conversation were delectable.
   (a) delightful   (b) detestable   (c) agreeable   (d) blameworthy

54. The drought has depleted the supply of water.
   
(a) stopped   (b) emptied   (c) lessened   (d) pinched

55. In a modern society those who do not work are considered otiose.
   
(a) indisposed   (b) well-off   (c) useless   (d) propitious


英単語検定とボキャブラリーコンテスト

2013-07-07 14:02:19 | 英語

英単語検定
英単語検定は名前のとおり、英単語の知識のみを試す検定試験です。このような試験は、(中・高校生対象で団体受験しかできない「ボキャブラリ英語検定」(V検)は別として)他にないでしょう。公式サイトに掲載されている第12回検定1級合格者の受験番号を数えてみると、ちょうど200人でした。合格率は69%にも上り、1級としては極めて高いです。

1級から6級に区分して試験が実施され、1級合格基準は「ネイティブなみ」(そんなわけないですが…)とされています。1級の受験料は4000円です。合格基準は100点中70点です。

以前は、公式サイトに1級の過去問が載っていましたので、解いてみたことがあります。結果は確か8割台の出来だったと記憶しています。ネイティブレベルには程遠いのですが、受検すれば確実に合格できると思います。

出題内容は、big wordsに偏っていたように思います。出題数は100問で、やや不足していると感じました。4000円払って受験する気にはなりませんでした。

今日、公式サイトを見たところ、1級の過去問は掲載されていませんでした。

 

ボキャブラリーコンテスト
さて、古い話になりますが、1980年代には、研究社が年に1回、「ボキャブラリーコンテスト」という英語の単熟語テストを実施していました(出題数は200問)。大学生・一般用のAコースと高校生用のBコースがありました。これは気に入っていました。Aコースの1位の副賞はハワイ旅行で、1位が複数人いたときは、難問ぞろいの「優勝決定戦」が行われました。1級から5級までに認定され、私は確か3級でした(正答率7割で3級、8割で2級、9割で1級です。厳しいですね)。いつかは1級を取りたいと思っていましたが、いつの間にか実施されなくなりました。

 ある高校の英語の先生が、このボキャブラリーコンテストで連覇(もしかしたら3連覇)されました。あまりの高得点に、世の中には本当にすごい人がいるものだと驚いたものです。

 今でも過去問(1985年度から1987年度の3年分と1987年度の優勝決定戦が収録されています。)を持っているのですが、冒頭に次のような紹介が書かれています。

「学校英語とは違った観点から、大学生や社会人に必要な単語力をチェックします。出題は、発音・アクセント、同意語・反対語などの基礎的なものから、生活・科学・動物・植物・文化比較などの様様なジャンルに分けて比較的難しい単語を試すものまで、バラエティに富んでいます。」

ここに書かれているとおりの内容だったと思います。

ボキャブラリーコンテストを、是非、復活させていただきたいものです。それが無理でも、最初に触れたV検は、現在のところ、4級が最上級となっていますので、もしかしたら、今後3級以上が実施されることがあるかもしれません。こちらにも期待したいです。

最後に、ボキャブラリーコンテストの過去問の中から、5問だけ記しておきます。正答は明日書きます。

1985年度
(食べ物)
101. The outer part of bread is called the (      )
  (a) ear  (b) fringe  (c) crust  (d) rim

102. (      ) are said to be in season only in the R months.
  (a) Mushrooms  (b) Oysters  (c) Persimmons  (d) Sardines

103. “Skiing isn't my cup of (      ),” said the girl from Hawaii.
  (a) tea  (b) coffee  (c) soup  (d) porridge

104. He tends to exaggerate. Take what he says with a grain of (      ).
  (a) rice  (b) wheat  (c) sugar  (d) salt

105. Tom is the (      ) of his mother's eye.
  (a) apple  (b) cherry  (c) orange  (d) peach