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こだわりの小市民レビュー~映画・小説・ニュースからダイエット・環境問題まで

レコーディングダイエットでフルマラソン完走。その他サブカルチャー、環境問題もあり。役に立つこだわり記事にご期待を!

俺たちの勲章~孤独な殺し屋

2009年05月12日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
俺たちの勲章 DVD-BOX

バップ

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 「グラスホッパー」を読んで思い出した殺し屋のお話。

 「俺たちの勲章」、第15話にでてくる殺し屋(水谷豊)とグラスホッパーの「蝉」が似ています。「蝉」の方がはるかに饒舌ですが、どちらの作品も操られている(あるいは操られていると思い込んでいる)道具としての殺し屋の苦悩を描きます。

 水谷豊は「太陽にほえろ」でもこんな役をよくやっていましたね。
エキセントリックな演技がリアリティを出していました。「熱中時代」の北野先生がはまり役でしたが、もっと若い時の作品にも面白いものがたくさんあります。

 松田優作モノでは「探偵物語」(TVの方)が未だに人気で再放送もしていますが、遊び半分で冗談のように作った感がある「探偵物語」よりもこの「俺たちの勲章」の方が面白いと思います。

 ご覧になっていない若い人で優作ファンなら是非見て欲しいと思います。
ストーリーと関係なく必ずBGMとして入るデートシーンとアラシこと中村雅俊とのからみが楽しめるし、坂口良子は可愛いですし。

 

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下がりがちなモチベーション

2009年04月30日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
給料を上げたければ、部下を偉くしろ
上野 和典
ポプラ社

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 部下など一人もいない私にはちょっとひっかかったタイトルでしたが、意外とためになりそうです。内容的にはいかにしてモチベーションをあげるか…というのがメインであるように思います。

 著者はバンダイに勤務していた人ですが、この種の本は多かれ少なかれ「自慢話」が多く、特に教条的なものは辟易します。この本も自慢話の1種だとは思いますが、前向きなメッセージがあり、共感しました。

 「こうなりたいという自分」が見えればほぼ達成できているという事。
そんな自分が見えないから多くの苦しんでいる訳であり、達成できる夢のイメージをもてていない人がほとんどでしょう。そこには努力だけではなく、「努力した自分が手にする富と栄光」の具体化が必要です。

 もちろん、例えば「ノーベル賞をとりたい」という普通の人なら非現実的な目標を持っても本当にノーベル賞をとる人ならその具体化ができたいたはず。織田信長の天下取りもそうですね。

 私のような小市民の立場でも世の中のためになって、自分の能力も生かせ得る仕事をするならそんな自分のイメージを具体化しないといけません。そんなことを気付かせてくれる1冊でした。

 

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WBC日本優勝!

2009年03月25日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
侍ジャパンを顕彰へ=「勇気与えた」-塩谷文科相【WBC】(時事通信) - goo ニュース

 決勝は特にシビレル試合でした。

 改めて野球の面白さを感じさせてくれたシリーズでした。野球好きにはたまりま船でしたね。韓国の良い意味でのしつこさも痛切に感じました。
 しかし、同点に追いつかれた後を断ち切ったダルビッシュ・城島のバッテリーもすごいと思います。野球は我々アジア人のようなしぶとい人種の方が向いているかもしれませんね。

 ともあれライバルがひしめく中、2連覇は偉業です。

 昨晩の祝勝会で松坂選手など一部の選手が、「暗い日本に明るい話題を提供できてよかった」という意味のことを言っていましたが、本当にそうですね。

 出口が見えない経済危機、重症患者のように苦しみうごめく我々に勇気を与えてくれたのは事実です。今回のWBC2連覇、色々な意味に取れますが私は「フェアにマジメに戦う事の重要性」をメッセージとして感じました。

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容疑者Xの献身~文庫版

2009年03月24日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋

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 「容疑者Xの献身」、原作を読みました。

 東野圭吾作品、いうまでもないベストセラー作家ですが、この作品は映画化されて大ヒットしました。これもいうまでもないことですが。
 DVDもでていますが、まだ映画の方は未見です。

 小説の方にはさすがに読者をぐいぐい引き込んでいくチカラがあります。
冒頭数ページの隅田川から数学教師の描写ですでに本の中の世界に違和感なく入っていきました。

 この作品はガリレオ・湯川学シリーズでTVドラマもほとんど見ていない私ですら頭の中で湯川と福山がかぶります。それだけ映像化のインパクトが大きいという証明でもあるでしょう。

 純粋にミステリーとして考えれば、ちょっと犯行の動機が…
弱い点を感じました。

 見返りを求めない献身的な愛?、それはキリスト教でいうアガペーなのでしょうか?
 私はその種の心情を理解できるという自信があります。
 それだけに、犯行に至る過程に少し無理がある設定なのかなと思いました。さらに論理的に犯行を隠蔽する作業にはもうひとひねり欲しかったですね。

 とはいうものの水準をはるかに超え、人の情感に訴えるミステリーに仕上がっています。どのくらい原作をアレンジしているかなど、映画の出来を確認してみたいです。

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完全に実力差

2009年03月19日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
城島まさかの退場、侍が…三振後にバット置き去り(読売新聞) - goo ニュース

 残念ながらもう実力は韓国の方が上ですね。

 この「バット置き去り」時のみTVを見ていましたが、見逃し三振のボールは明らかにストライクなので城島は抗議というよりも自分への悔しさでバットを置いたような気もします。

 ダイエー時代の気魄あふれるプレイを良く見てきたので、残念だというか意外だというか…
 いずれにせよサムライとはいえないプレイでしたね。
まあ、天文学的な高額年棒をもらっている選手連中に「サムライ」になれといっても無理でしょうが。

 今回のWBCでは韓国との2戦目9回の1死一塁からの送りバントに象徴されるように消極的なプレイが目立ちます。昨日も小技を効かせる「走る野球」、韓国に完全にお株をとられていました。

 フェアにプレイして今日のキューバ戦に勝ち、再度韓国に挑戦してほしいものです。幸い?キューバが球数制限を勘違いしてチャップマン他が出場できず、日本が勝てる可能性は高いでしょう。

 いつもお同じ相手とグルグルあたっている試合の組み方ですが、こんな変則的なトーナメントも一発勝負の要素を減らしたのは野球の面白さを活かしている気もします。

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クレイマー、クレイマー

2009年03月04日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
クレイマー、クレイマー [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 「クレイマー、クレイマー」を観ました。

 原題は「クレイマーVSクレイマー」、日本では昭和55年公開のアカデミー作品賞受賞作です。息子役の少年が最年少で助演男優賞を獲得していたのは知りませんでした。

 劇場公開時は未見でしたが、当時はまだあった番線落ちした映画を3本立て上映するいわゆる名画館で観た記憶があります。

 今回観ての印象は全く違いました…
同じ映画でも自分の主観によってこうも違うものかと思います。離婚が主題の作品に当時10台の人間がいかに想像力を働かせても理解しにくいのは当然でしょうが、ようやく身につまされるお話だと分かるようになったというべきでしょうか?

 子どもを捨てて出て行ったにもかかわらず、自分が落ち着いたら引き取ろうとする妻(メリル・ストリーヴ 若!)の身勝手さには腹が立ちますが、息子と暮らさなかったらきっと夫(ダスティン・ホフマン)は真実の愛情に気付くことなく一生を終わっていたのでしょうね。

 痛い思いをしてこそ人間は成長する…
そんなメッセージを持つ映画なのかなと思いました。

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チェンジリングとマディソン郡の橋

2009年03月03日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
マディソン郡の橋 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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 今月1日の「ファーストデイ」に映画「チェンジリング」を観ました。

「チェンジリング」 http://changeling.jp

 映画としての出来は評判どうり、素晴らしい作品ですね。
ほとんどの前知識をシャットアウトしてみたので内容にはかなりビックリしました。まさか史実の連続殺人を扱った内容だとは思いませんでした。

 クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演の作品です。

 9歳の息子が行方不明になったとき、シングルマザーはどうするのか?警察や周りの人々はどのような行動をとるのか?子どもはどうなるのか…

 畳み掛けるようなストーリー展開で観客に息つく間も与えません。作品の内容上、とても重い1作ですが、脚本・音楽・演出すべて超一流です。平たい言葉で言えば社会派大作という分類になるのでしょうが、イーストウッド監督が言いたかったのは何か?と考え込んでしまいました。

1.親子の絆と情愛
2.権力の横暴と恐怖
3.人間と社会の脆さ
4.人間の異常犯罪性
5.人間の生きていく意味

 すべての点でアピールしてかなりの成功を収めている作品だと思います。全ての点をメッセージ性控えめにして、「どう観客が受け取るのか」加工せずに差し出したような映画だと思います。

 あえて原材料のままお客に味を見てもらうという感じです。

 クリント・イーストウッド監督をはじめ製作者側の懐の深さを痛切に実感しました。
 この映画は1930年前後の設定ですが、なんだか今の日本の状況にも似ていました。日本の警察はさすがにここまで腐りきっていないとは思いますが。

 とにかくまず、子供と家庭は守り抜かないといけませんね。こんな事の起こらないような社会をつくらないといけないとまじめに思います。
 それにしてもアンジェリーナ・ジョリーの演技はすごかったです。鬼気迫る熱演でした。

 「チェンジリング」のレビューになってしまいましたが、今日紹介は同じくイーストウッド監督の「マディソン郡の橋」

 この映画には正直、ついていけませんでした…
映像テクニック(特に季節感や色彩の使い方)は素晴らしいのですが、どうも主人公の人妻にもカメラマンにも感情移入できなくて残念ながら傑作とは思えません。一緒に鑑賞した女性は号泣していましたが…

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モデル失格

2009年03月01日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
モデル失格 ~幸せになるためのアティチュード~ (小学館101新書 24) (小学館101新書)
押切 もえ
小学館

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 モデルとしてよりタレント活動が多い著者。

 最近はろくな番組が無いのであまりテレビを見ていませんが、しばらく前に志村けんと擬似デートをしているのを見ました(番組名は失念)。

 そのときの会話がわりとしっかりしていたのでこの人に興味を持ちました。
タレントの知能程度が低いのが売り物になる異常な時代ですが、きちんとした受け答えと機転の聞いている会話にはなんだかホッとしましたね。

 この本も意外に硬派な人生論です。

「文句を言う前にベストを尽くしているか」

 などまるでビジネス書のような文言ですが、これを若くてスタイル抜群の押切もえが言うのだからインパクトがありますね。自分に言ってくれているようで素直に共感します。

 若い人にも受け入れられやすい生き方書ですが、本が売れない時代に10万部というのはすごいですね。社会の風潮に良い影響を与えるのではないかと期待します。

 ちなみに本ブログ、立ち上げから今日でちょうど1年です
毎日更新を心掛けてきましたが、ほぼ達成。
 これからもよろしくお願いいたします。

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フォーティ40翼ふたたび

2009年02月20日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
40 翼ふたたび
石田 衣良
講談社

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 40以上のくたびれた私に渇を入れてくれそうな内容だったので読んでみました。

 石田衣良さんの本ははじめて読みました。
「池袋ウエストパーク」も未読なので…

 良い本だとは思いますが、ドラマ的に物事が良い方へ進みすぎて予定調和的です。主人公が独立してしんどい日々を過ごしている描写は良いのですが、広告プロデューサーとしての特殊技術がある人なので厳しさの説得力が少なめですね…

 ルックス的にカッコよい(よさそうな)点でも共感性は低めです。

 引きこもりの話やAV女優とH江もんとおぼしき人物の話もなんだかよくできてい過ぎてちょっと引きました。TVドラマ化を意識して書いた小説なのではないかと思います。

 そんな違和感を感じる点を差し引いても、最終章のイベントを行う話は「七人の侍」のような強者集結のカタルシスを感じました

 自分も世の中や他人のせいにせず、生き方の視点を変えて充実していきたいと思います

 しかしブログで集客とは…
この人(主人公の喜一)はよほど文章が上手いのでしょうね。

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半パン・デイズ

2009年02月19日 | 感動モノ・・・今日の涙を明日への糧に
半パン・デイズ (講談社文庫)
重松 清
講談社

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 重松清作のノスタルジーもの連作です。

 東京から瀬戸内地方の田舎町に転校した少年の1年生から6年生までを描きます。
著者がほぼ同年齢と言うこともあり、時代背景などを非常に懐かしく思って読みました。

 誰しもが持っている少年時代の想い出を情感を込めて書いた感動作だと思います。良い小説であり、登場人物の個性もイキイキと描かれています。
 私が「良いなあ」と思ったのは、友人(ライバル?)である少年との初恋の駆け引きでした。友人(ライバル?)にとっては幼馴染の少女との三角関係。

 障害を持つ同級生とのお話も暖く、それに類した経験をしているだけに共感しました。

 高校生とは違う子どもの恋の駆け引きは、自分の経験を思い起こしました。
まだギラギラしたとまではいかない欲望と淡い恋心のバランス。
子供の頃は真剣に悩んだものです。

 もちろんそんなにカッコよいものではなかったし、この小説のように美化されたお説として輝いているものでもありませんが…

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