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マサキ日記

つれづれなるまゝ、日ぐらし硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ

宇宙のロマン@1月15日その1

2005-01-15 22:55:32 | Weblog
 土星の衛星タイタンに着陸した探査機ホイヘンスが撮影したカラー写真を見て、タイタン地表の音を聴きました。

 衛星タイタン地表のカラー写真
 http://saturn.jpl.nasa.gov/news/events/huygensDescent/index.cfm

 衛星タイタン地表の音(風の音? MP3ファイルをダウンロードできます。)
 http://www.esa.int/esaCP/SEM85Q71Y3E_index_1.html

 地球から何億㌔も離れてるところまで飛んでいって、ちゃんと画像や音声を送ってくるなんて、ホイヘンスは偉い! ホイヘンス、口がフガフガするネーミングですが、しっかりしてます!
 ところで、地球から土星まで何㌔離れてんの?

 ずっと昔、もう何十年も前に地球を離れたボイジャー1号・2号は今も太陽系の外側を飛び続けてるんですよね。
 前にテレビの特番でやってましたが、ボイジャー1号は木星や土星の観測を終えたのち、太陽系を離れる前に地球の方向に振り返り、太陽系の写真を撮って地球に送ってきてくれたそうです。
 また、ボイジャー2号も木星、土星、天王星、海王星の観測を終えたのち、太陽系の果てを目指して飛んでいるそうです。(日本惑星協会HPより:http://www.planetary.or.jp/history.html 以下も同様)

 もう二度と帰ってくることのない旅を、今この瞬間も続けています。太陽系から離れる直前、写真を撮って送ってくるなんて、地球にサヨナラを言ってくれたような気がします。それが、地球からの通信によるものだと分かっていても、最後の力を振り絞ってお別れの記念のような気がしてなりません。
 また、パイオニア10号も一昨年、地球から約120億㌔のかなたから微弱な信号を送ってきたそうです。推進燃料がほとんどないため、これ以降、交信は不可能みたいです。「地球のみなさん、サヨウナラ」って言ってくれたのかな?

 世界中、ほとんどすべての人が忘れ去った、彼らのこと。彼らは忘れないでね、記憶にとどめておいてね、って言っているように思えます。
 いつか、誰かが、どこかで、彼ら探査機を回収してくれて、地球のこと、人類のことを知ってくれる時がくるといいな、と思います。外は、どしゃぶりの雨ですが、たまには夜空を見て、思いを馳せるのもいいですね。

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