昨日に続いて、この時間(昼休み)に仕事(税金)の話。
問い合わせ内容で圧倒的に多いのが「去年より税額が上がった! なんで?」というもの。
まだまだ不景気だから、給料がはね上がることもなく、また、年金制度が破綻寸前で年金収入が増えるわけもないのに。なんで同じぐらいの収入なのに税金が高くなったのか?
最大の原因(と言っても過言ではあるまい!)は「配偶者特別控除(上乗せ部分)の廃止」です。
昨年度まで一般的には「配偶者控除」で33万円(※住民税)、「配偶者特別控除」で最大33万円(※住民税)の合計66万円が所得から差し引かれていました。
今年度分から「配偶者控除」と「配偶者特別控除」をだぶって、とることはできません。
単純計算ですが、住民税率は5%、10%、13%(お金持ちほど高い税率)の3つの区分。所得から差し引く33万円がなくなるということは、昨年度に比べて、見かけ上、所得が33万円増えることになりますので、
33万円× 5%=16,500
33万円×10%=33,000
33万円×13%=42,900 ぐらいは上がる計算(定率減税は無視しちゃってます。)です。
なかなか負担が大きいですね。16,500円ぐらい増える人の中には、去年は均等割(4,000円)だけだったのに、一気に17,000円ぐらいになってしまって、前年度比3倍!! そりゃビックリするのも無理はありません。
来年はもっと大変です。定率減税が2分の1になってしまいますから、もっと、たくさんの人の税金が増えます。
それから、65歳以上の方は老年者控除の廃止で、所得から差し引く金額が48万円(※住民税)なくなります。つまり、今年と比べて、さらに、所得が見かけ上48万円増える計算です。税金も上がります。
来年の今ごろ、もっと電話は鳴りっぱなしのことでしょう…。
問い合わせ内容で圧倒的に多いのが「去年より税額が上がった! なんで?」というもの。
まだまだ不景気だから、給料がはね上がることもなく、また、年金制度が破綻寸前で年金収入が増えるわけもないのに。なんで同じぐらいの収入なのに税金が高くなったのか?
最大の原因(と言っても過言ではあるまい!)は「配偶者特別控除(上乗せ部分)の廃止」です。
昨年度まで一般的には「配偶者控除」で33万円(※住民税)、「配偶者特別控除」で最大33万円(※住民税)の合計66万円が所得から差し引かれていました。
今年度分から「配偶者控除」と「配偶者特別控除」をだぶって、とることはできません。
単純計算ですが、住民税率は5%、10%、13%(お金持ちほど高い税率)の3つの区分。所得から差し引く33万円がなくなるということは、昨年度に比べて、見かけ上、所得が33万円増えることになりますので、
33万円× 5%=16,500
33万円×10%=33,000
33万円×13%=42,900 ぐらいは上がる計算(定率減税は無視しちゃってます。)です。
なかなか負担が大きいですね。16,500円ぐらい増える人の中には、去年は均等割(4,000円)だけだったのに、一気に17,000円ぐらいになってしまって、前年度比3倍!! そりゃビックリするのも無理はありません。
来年はもっと大変です。定率減税が2分の1になってしまいますから、もっと、たくさんの人の税金が増えます。
それから、65歳以上の方は老年者控除の廃止で、所得から差し引く金額が48万円(※住民税)なくなります。つまり、今年と比べて、さらに、所得が見かけ上48万円増える計算です。税金も上がります。
来年の今ごろ、もっと電話は鳴りっぱなしのことでしょう…。