おでかけmemory

お花大好き、ドライブ大好き、食べることも大好き。
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さぁ きょうも おでかけしましょ。

大阪 天神祭2 船渡御

2009-07-26 | 祭り・行事

陸渡御で街を練り歩いた後 神様はいよいよ天神橋
天神橋から大川を見下ろしました



18時、天神橋で御神霊は 陸から川へ移られ 
いよいよ船渡御(ふなとぎょ)が始まります
船渡御では奉安供奉船、奉拝船、舞台船、列外船、停泊船など 
約100隻(10,000人)が 大川を渡御します。

天神祭の「」に入るか、企業船のツテを頼るなどをしないと
乗船できない 浪花っ子のあこがれ船渡御(ふなとぎょ)に
優雅に 3時間半を船上から参加することができました。
ツテの無いsapphireが船渡御に参加できたのは
奉拝船(市民船)に当選したからです  

sapphireたちは 屋根付き クーラー完備のアクアライナーで 大川を下りました



企業船などは 筏を大きくしたような船で 風や熱気を体で受けて
祭りを楽しみます (イスを配置したものや ござ敷きのものなど様々)



渡御の途中、橋上からの見物者が御神霊(神さま)を 見下ろすことが
ないように
 御神霊を乗せた御鳳輦奉安船が通過する橋の中央には 
青白幕の覆い
がされます
 (船内から透けた天井越しに



能 船



御羽車奉安船



御神霊が乗られた御鳳輦(ごほうれん)奉安船の 船上では
水上祭が行われています

御鳳輦奉安船



あかりを消したアクアライナーの船内から。(かがり火を焚いた船と交差)



アクアライナー。奥は人形船



だんだんと日が落ち 川面に光りが反射してキラキラ光ってキレイです
どんどこ船と人形船だけが【列外船】で 自由に川を移動できます
他の船は ゆっくり一方通行 追越禁止です。
スピードを上げた列外船が近づいてくると 賑やかになり盛り上がります 
笑顔で船の横を通り過ぎたり 戻ったり 神事から祭りの気分に切り替わります
 
人形船



船渡御中に、御鳳輦奉安船に出会った船は、
お礼をしてすれ違います。 他の船と船がすれ違うときは、慣例の
打ちまーしょ、パンパン、もひとつせ、パンパン、 
      祝うて三度、パ、パン、パン
という天神祭特有の手打ち 大阪締め」を交わします。

そして19:30からは、約5,000発の奉納花火が 始まりました
ほぼ同時に対岸では 水都祭の花火も打ち上がります

 

その後 御鳳輦は船から降り 還御され(神社にお戻りになられ)祭りは終了します
                       そうそう、乗船してまもなく お弁当とお茶も 頂きました 

当日 お世話していただいた方は 天神祭りに協力されている地元の方です
3時間半、退屈することがないように 説明やこぼれ話を楽しい話術にのせて 繰り広げてくださいました。
そして 花火が打ち上がるタイミングに 船がポイントを通過できるようにも見計らって 
ベストタイミングの観賞演出もしてくださいました。
緑のチケットの100名の船内は ひとつになって                  大喝采。
下船時、だれもがこころから 楽しい一夜を「ありがとうございましたと 感謝のことばを残して 
アクアライナーで 大川を1往復半した船渡御は お開きなりました
 
                         
     
きょうの 鶴屋吉信 香とり石
(HPには 果物の香りをこめた琥珀糖と)
ひと粒づつで 充分、疲れが取れました 



透き通って涼しげ
外は薄~くお砂糖、中はやわらかいゼリーです 


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
船♪ (マリンママ)
2009-07-28 05:44:53
見ていると涼しそうでもやっぱりエアコン完備がいいですね
このお祭りはとっても楽しそう昨日の陸のより私はこちらに乗りたいです
返信する
マリンママさんへ (sapphire)
2009-07-28 08:20:23
快適なひと時でした
 陸には 113万人(公式発表)
 川には 1万人(内関係者が半分超)
なので ほんとラッキーな1万分の2人になれました
返信する
水の都! (過労死予備群)
2009-07-28 18:11:04
sapphireさん、こんにちは。
今回のsapphireさんのblogを拝見して、本当に大阪は水の都であるのだなぁと、気づきました。
商業都市だとは知っていましたが、水の都である面は不勉強でした。どうもありがとう!

大阪も東京も、水運を大事にして発展してきた街であったのですね。新潟もそうだし。小さな日本の中で、大きな物流を支えるのが、水だったのですね。

神様のおかげで繁栄しているのだから、神様にみていただくという、慎ましやかな気持ちに、頭がさがりました。

sapphireさんの1万分の2のお福わけしていただいて、私も素敵なお祭りを体験させていただくことができました。本当にありがとうございました。いつか、このお祭りにあう機会があると、いいなっ!
返信する
過労死予備群さんへ (sapphire)
2009-07-28 20:00:30
こんばんは
うれしい言葉をありがとうございます
原始の時代から 水があるところに人が集い
家族から集落へ 
そして村へと だんだん大きく街が発展して
今日の大都市になったようですね
国内各地の「津」という文字が使われている都市(港という意味らしい)のあるところが 発展しているのも
納得がいきますね

あとは神田祭、いつか行ってみたいです
返信する
流石、歴史ある伝統行事 (issei(ゴチ))
2009-07-28 22:53:08
こんなに盛大なお祭だとは!驚きです。
船の数も100隻、凄い。
まとめて見ます。
1 奉安船(御神霊を運ぶ)
2 能船(=舞台船)
3 烈外船(どんどこ船、人形船)
4 奉拝船(抽選で乗船できる市民船)
5 企業船(会社が仕立てた船)
6 停泊船(岸に繋留)
※1~3が祭関係船で4~6が参拝者の船
このように区分されるのですね。
その昔は、鴻池善衛門さんなどが寄付
などされたんでしょうね。
横浜のゴチでした。
返信する
issei(ゴチ)さんへ (sapphire)
2009-07-29 00:24:22
isseiさん? え~っと
「あっ!」ピンときました!改めて こんばんは
拙い文章をご理解いただき ありがとうございます

補足しますね

1、奉安船はたくさんあります
(陸渡御で神事にかかわっていた催太鼓とか
お神輿なども それぞれに奉安船に乗ります)
神様がいらっしゃるのが「御鳳輦」です
なので神様が乗られているのは「御鳳輦奉安船」になります

4と5の補足 奉拝船のなかに企業船も含まれます
抽選でのれるのは市民船(奉拝船)だけです
企業船も 神社関係の選考があり 出資だけでは出せないそうです
安全のために すべての船の数が100を超えないように調整しているそうです

きっと 大阪で名をあげているかたは 多大な協力をされていると思います

8月末に横浜では市長選も いっしょにするようですね
返信する
しらなんだ (カノッチ)
2009-07-29 21:00:03
物知らず、しらなかった。こんな壮大なお祭りだったのですね(^o^)v
返信する
Unknown (紫苑(シオン))
2009-07-29 22:22:37
スケールの大きい
お祭りですねえ*^^*

すごく楽しい時間だった事が
記事からすごく伝わってきます♪
よかったですねv^0^

私事ですが・・・
エディタを退会する事にしました。
今までありがとうございました*^^*
(ブログはスロー更新ながら
続けていこうとは思ってます^^;)

返信する
Unknown (ワカメパパ)
2009-07-29 23:13:41
ホントに写真の取り方が上手いなぁ!って思います。
優しい写真写りですよね(*^_^*)
弟子になって写真の撮り方を教わりたいくらいです(^v^)
返信する
カノッチさんへ (sapphire)
2009-07-30 00:28:29
こんばんは
はい!何せ日本三大祭りですから~
縁日のお店が 川の両側に4Kづつ
(両岸合わせて8K)出ています
返信する

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