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黒猫

2019年03月08日 | 雑感
昨年の暮れの事です。お買い物に行った帰りに、坂で自転車を押して歩いておりますと、道路の脇の緑地帯を歩いている一匹の黒猫がおりました。

その黒猫を見ると目が合いました。すると黒猫は、私の方を見て立ち止まって、そのまま動かなくなったんです。

じっとしています。こちらの方を見たままで、しっぽの先まで、まるで固まったみたいに動かなくなったのです。

えっ?クロネコ?・・・黒猫と言えば、私が思い出すのは、今から四十年ほど前に、一時期一緒に暮らした、ネコくん(猫の名前)の事です。ネコくんは、今でも私の心の中に、まるで時間が止まったみたいに時々登場しては、無邪気な表情で私の心を癒やしてくれております。

でも、その黒猫は、通りすがりのどこかのおうちの猫なのだろうと、その時は、そういう思いがありました。その姿も、スリムな雌猫という感じで、成長して大きくなった雄猫である往時のネコくんの姿を覚えている私には、違う猫だという思いもあったのです。

でも、なぜ、そんなに私のことを見るのだろう?

動物というのは、集合意識だとも言われます。黒猫には黒猫としての集合意識があるのかどうか分かりませんが、その時、その猫は、黒猫としての集合意識の中から、私とネコくんの過去の友情の記憶にアクセスして、その記憶を辿って、私と暮らした黒猫のネコくんの思いを感じていたのかも、なんて妄想するんですが、さあ、どうでしょうか。

あるいは、黒猫を見た時によみがえる私の思いを、霊能者であるその黒猫も感じ取ったのかも知れません。

私は、ちょっと自転車を止めて、その猫のそばへ行って背中でも撫でてやろうかと、ふと思いましたが、如何せん、私の自転車は、スタンドが壊れており自立出来ません。荷物を積んだまま地面に寝かせて置く訳にも行かず、しばらくその猫と見つめ合っておりましたが、止むなく、そのまま行き過ぎてしまいました。

あの時、荷物のことなんか気にせず地べたに置いておいて、黒猫とのせっかくの出会いを心温まるものにしておけばよかったとも思いますが、まあ、またいつか、別の機会もあることでしょう。

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