goo blog サービス終了のお知らせ 

地方の商工会議所 経営指導員(中小企業診断士)のブログ

田舎の商工会議所が行う中小企業への支援。そのリアル。

楽しくも果てしないロード

2025-03-14 08:10:00 | 商工会議所
今日で、確定申告「死のロード」も無事に走りきることができそうです。17日(月)をいざと言う時の予備日に残して(笑)

昨日夕方から来られた方は、昨年12月にスナックをオープンさせたばかりの女性
手書きの収支内訳書と、前職源泉徴収票、控除証明ハガキをお持ちになりました
収支内訳書は所々変な数字や科目があるものの、キレイな字で整理して記入されています
少し気になるところを質問しながら確定申告作成コーナーに入力していく(この方も例によって、自称パソコンできない人…)
でも、質問への回答がどうも怪しい(笑)
突っ込んで聞いていくと、どうもこの収支内訳書は母親が代わりに作ってくれたものとのこと。
まあ、別にそれは構わないことです。向き不向きがありますので、家族で分業するのは全然OKだと思います。

でも、、、
「会議費という科目を作られてますが、ここには何の支出が計上されてるのですか?」
「うーん、分からないです」
「減価償却費はもう計算済みで、記入いただいてますね」
そうなんですか?
「12月に借入(350万円)したばかりなのに、利息が〇十万も計上されてるのはおかしいですね。これは何の数字ですか?」
「ちょっと分からないです」
「接待交際費以外に、交際費という科目を新しく作られてますが、どう使い分けされてますか?」
「まったく分からないです」
「…」
「…」
「お母さんに電話で聞いてもらってもいいですか?w」


走りきるのに何年かかるか分からないロードが、いま始まりました(笑)


部会は民意集約機能の肝。交流、情報、帰属意識も生む。

2025-03-12 08:03:00 | 商工会議所
商工会議所には、業種ごとに〇〇業部会というものがあります(例えば、サービス業部会、建設業部会など)。各部会ごとに毎年、視察研修などの事業を実施しています。
当然ですが、地域の事業者における業種の構成割合は少しずつ変わっていきます。
うちで言えば、サービス業と建設業が増え、製造業は横ばい、小売と卸売は減っています。
この構成割合の変化は亀の歩みで、遅い、でも着実に進行しています。
うちでは、その変化の蓄積に対してそろそろ手を打たなければならない状況になってきました。とある部会が、議員を輩出し、事業を毎年実施するには、構成企業が少なすぎるのです。
5年以上前からこの声は聞こえてましたが、今回とうとう部会再編に着手することが三役会で決定されました。
私はその部会の前任担当者で、その頃から再編要望を出してましたので、ほっと胸をなでおろしたというところです。

部会は商工会議所の定款にも載る重要な機関。要望(民意)集約機能の肝です。
要望だけでなく、交流、情報、帰属意識など多くのものが生まれます。部会をリフレッシュして機能強化することは、商工会議所の成長、活力になると信じています。

よかったよかった(笑)




確定申告についての私的なメモ

2025-03-11 07:48:00 | 商工会議所
確定申告をサポートする
商工会議所職員にとって、
マイナンバー方式もとても便利になったが、
それでもなお、
ID・PW方式が最強に便利だということ
(反面、リスクはあるけども)

ごくまれに決算書も申告書も
手書きのまま提出の方がいて、
その方のサポートは面倒で高ストレスだが、
実はピカイチ勉強になっているということ

確定申告サポートは
突っ込めば突っ込むほど不幸になること
ほどほどにが大切だということ

※私的なメモです(公開してるけどw)




入口は多様なほうが良い

2025-03-10 07:59:00 | 商工会議所
4月に開催するお祭りの準備を進めています
商工会議所主催で、
職員で関わるのは私だけ。
部会の役員さんたちと一緒にやります。

祭りを商工会議所がやることはいろいろ言われることもあるかもですが、
地域活性化はもちろんのこと、
経営者の方々の自己実現、
地域貢献の機会提供、
交流やストレス解消
などなど
多くの良いことがあると感じています
ここでの出会いが、事業者どうしの連携や信頼関係、職員への経営相談につながることもあります。

入口(きっかけ)は多様なほうが良い
そう思います