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「微笑む禅」英訳

絶版本をウルトラセラーに

明日は松居先生の命日です

2024-09-24 19:18:28 | 日記
去年の今日も同じタイトルで書いています。
去年の今日も猛暑を免れ、ほっとしていたようです。

最近しみじみこの本に関わってよかった、と思います。この本が私を支え、自信を与えてくれた、と。
上手くいかないことがあっても、自分にはこの本がある、と胸を張ることができました。

松居先生、ありがとうございました。私が先生の本を絶版から守ったのではなく、私がいろいろなことからむしろ守られたのでした。

静枝さんの喜び

2024-04-22 22:33:51 | 日記
GWのような陽気が続き、もうすぐ静枝さんの命日だと思い起こしています。

潮文社での再版が決まった際、短い挨拶文をもらいました。一部載せます。
「著者が長逝して三年半経ちました。三十余年ついていて弟子という位置はついに許されずに一人取り残され、自失していた私に、この本を再び世に出して下さるというお話は希望をよびさまされるものでありました。」

私にもこの春うれしい知らせがありました。
コロナになった後身体がだるく、少しセルフネグレクト気味になっていました。良い知らせの後元気が出て歯医者と美容室に行くことができました。

静枝さんも喜んでくれることでしょう。
詳細はまたお知らせします。

静枝さんの形見

2024-04-10 03:52:13 | 日記

静枝さんが亡くなった知らせは実弟の寛行氏から受けました。その後会いましょう、ということになり、新宿の喫茶店で待ち合わせしました。

形見として受け取った品は、静枝さんが寛永寺に通って天台小止観の読み下しをした本です。

かなしいかな、読み下し文がすでに難しく、翻訳が必要な有り様です。これを訳してくれる人はいないかしら、松居先生のことが分かり、いかにやさしく説くかに心を砕ける人…………

松居先生のもとに通ってきた人の中に「もっと難しく言って下さい」と言った人がいたそうです。昔の「教養」って他の人の知らないような難しい学術用語を沢山使うことだったのでしょうか。松居先生もそう言われて苦笑いしたのでは、と推測します。

明日は田中雅博先生の命日です

2024-03-20 18:51:38 | 日記
私は墓守りがしたいわけではないのですが、関係者が次々と亡くなっていく中、どうしてもこんな内容になっていっています。

静枝さんと知り合いになったことで新潟のケアハウスにも行きました。そして益子の田中先生の病院にも…………まさか先生がこんなに早く亡くなられるとも思わず、「今を微笑む」も「Smiling Zen」もお見せすることができませんでした。

益子での一泊二日は印象深いものでした。先生がバチカンに招かれた話やお寺の税金の話など今日は静かに思い出しています。