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「微笑む禅」英訳

絶版本をウルトラセラーに

死を理解する

2025-02-25 17:13:13 | 日記
たまたまYou Tubeで母猫を亡くした子猫が必死で母猫に食べ物を運ぶ動画を見ました。保護団体の手で保護されましたが、獣医は母猫の死骸を包んだタオルを子猫のためにゲージに残しました。

私達人間は死というものがあることを理解し、本で調べることもできます。子猫のような涙ぐましい行動はしないで諦める方向を向けるでしょう。

でも、…………自分が老いるということ、死に向かうということへの準備は足りていないと思います。高齢者が増え、介護者は足りない状況でどうやって老いていくか、勉強したいと思います。

北原さんの本が届きました❗️

2025-02-10 19:19:05 | 日記
あまりにきれいな状態でびっくりしました。この本には読んだ記憶がありました。じっくり再読します。

今日は亡母の誕生日。アメリカから英訳された「微笑む禅」が届いたのもこの日だったのです。何でもこじつけるのは幼稚かもしれません。それでも何らかの因縁があるなら、うれしいです。

「蟻の街のマリア」が届きました

2025-01-27 19:40:29 | 日記


古い本ですし、傷みがあるということで安かったのです。
開封する際は手が震えました!

大丈夫、表紙は傷んでいますが、カバーをつければ問題ありません。中はしっかり読めます!

パラパラめくると読んだような、読んでいないような……………今日明日しっかり思い出しながら、楽しみたいと思います。

「蟻の街のマリア」を買いました

2025-01-23 09:44:51 | 日記
北原さんの命日に何かしたく、ふとヤフーオークションで検索してみました。
知性社という出版社から出ている古本が107円で即決値段で買えました。配送料が180円ですから、配送料より安いわけです。
これだけ安いということはかなり傷んでいるのだろうと思いましたが、買わずにはいられませんでした。

中学生の頃読んだ「蟻の街のマリア」はどこの出版社から出されたものか覚えていません。
宗教的なこと、ヒロイックなことが好きなはずの私が、ゴミ収集の「街」でわざわざ死ななくてはならない「物語」に「何て暗い話だろう」と呆然としたことを覚えています。
静枝さんは「蟻の街のマリア」を読んで松居先生のところへ駆け付けたということで、私とは随分違います。彼女は宗教に疑問を持っており、その答えを知りたくて著者に会いたかったそうです。そしてその決断は間違いではなかった、と満足していました。

本が届くのが楽しみです。

今日は北原さんの命日です

2025-01-23 03:37:58 | 日記
1958年に亡くなり、お葬式は25日に行われました。
北原さんの命日はいつも寒いと覚悟していましたが、今日は比較的過ごしやすいようです。

以前にも書きましたが塚本会長に北原さんのことを聞くと「彼女がやりたいことを初代の会長は喜んでやってあげていた。でも、実行するのはこっちなのに、こっちには何の挨拶もなかった。」と。
塚本さんはとても率直な方で、文字も手紙の文章も読みやすく、いろいろやりとりができて良かったと思います。

その時私は二十歳そこそこの社会経験の乏しい人が「根回し」ができなくてもまぁ、仕方がないかな、と思いました。
北原さんの当初の「ボランティア」と蟻の街の住人とのズレが分かる発言だと思います。

松居先生はそういう「ボランティア」を疑いの目で見て、彼女を諭しますが、その後彼女は飛躍します。
自分はどうあるべきか、ということを「悟る」のです。

松居先生の本の中に「頑張りすぎる性質」という表現がありました。熱が出てきてもやりかけの作業をやめずに頑張ってしまう、ということです。
その状態を見て蟻の街の住人達も「この人は本気なんだ………」と認めるようになったようです。

今、私は彼女のことを良妻賢母の鑑のような人、と思っています。
夫や子供が帰宅するまで何時になっても当然のように待ち、当然のように精一杯の世話をする。彼女にとってはそれは自然なことだったのではないか、と………
男性なら、こんな女性を妻にできたら、と思うでしょう。

北原さん、今、あなたの行動を理解する人がどれだけいるか、私には分かりません。でも、あなたの一生はあなたが願った通りになったのではないでしょうか。