
ワタリガラスという鳥をご存知だろうか。
北極圏に棲息し、冬季間のみ北海道知床へ渡ってくる。
網走に来て、網走の天都山にある北方民族博物館で、北方少数民族が創世の主とあがめるワタリガラスという鳥がいることを知って以来、とりこになった。
それ以来、毎年冬になると、JRとバスを乗り継いでは知床半島まででかけて、ワタリガラスを求めて、ウロウロしている。
父や兄に知れたら、「よくそんな金があったものだ。」と嘲笑されること受けあいだ。
けれど、”そんなこと”で、私は生かされているのだと思う。支えられているのだと思う。
昨年は結構そばで観察できたのだが、今年はあまり近くで見ることができなかった。
そんな中の貴重な写真。
これがワタリガラス。
普通のカラスよりも断然羽が長く首が太いのが特徴。








※ワタリガラスに興味をもたれた方は、同じカテゴリー【カラス・ワタリガラス】にもっと大きく撮れた写真がありますので、ぜひご覧ください。
また、【北方民族博物館関連】に、わたしをとりこにした『ワタリガラスの仮面』の写真もあります。