これぞB級グルメなり!「トルコライス」

2010-05-14 00:58:57 | グルメ紀行(九州編)
                         ※クリックで→拡大



5月の連休を控えた日曜日、サンパツに行った。理容店の若奥さんは私が長崎に
行く話を聞いて長崎と言えばやっぱ「ちゃんぽんよねえ」言っていたのだが、実は
今回の旅行で密かに狙っていた最大の目的はこれだったのである。


長崎に、かのような「洋食」が存在する事を知ったのは、このブログを初めて間も
ない頃で、既に「洋食通」或いは「B級グルメに造詣の深い御兄」には既出の話
であったのだが、全国区的に広がったふうでも無い。


それでも高知の老舗洋食レストランにはそのメニューが有りまして、当然のことと
して私も頂いた事がありますが、なにか一つ違うような気がしておりました。
そんな次第で今回、やっと本物を本場で頂こうと事前調査も怠りなく長崎最終日
最初に参りましたのは「長崎歴史文化博物館」




















この施設に併設されているレストランにも、そのメニューがあるのですが10:30の開店
に併せて、資料には一通り目を通させて頂いた後、タイミングを計って入店したのです
が、食事のメニューは11:30からと言うではないですか、表にはそのような表記がされて
いる訳でもなく、それまでは喫茶メニューで儲けましょうというのは結果論でしょうが
こんな不親切はいけませんねえ、ガイドブックに掲載する場合も「食事が出来る時間」
をきちんと表示してもらいましょう。


さて、そうなると一時の時間も無駄にしてはなりません、あの店に早く行かなければ
行列に並ぶはめになりますよって。







↑トルコライス(¥980)


駐車場を見つけ、なんとか店に着いたのが11:30過ぎでした、既に店内行列(といっても
階段に10人程度並んでいるだけですが)が始まっています。三階の四人席に案内された
のは早々でしたが、水とフォークが構えられてからが長いこと……約50分ひたすら待つ
のみ。


厨房を見ても別にノンビリ仕事をしているようにも見えないのですが、ここも南の国です
慌てたふうも全く見えません(笑)よく、忙しくも無い(客が少ないにも関わらず)異常に
時間が掛かる有名店がありますが、たかだかラーメン一つに40分も待たされた日にやぁ
よっぽどまずいモノでない限り、美味しく感じますって。









そんな「魔法のスパイス」が効いた訳でも無いでしょうが、困ったことに、これ
「美味いです」

ハヤシライス(¥780)
カツハヤシ(¥980)
ハンバーグステーキ、エビフライ付き(¥1,480)
ポークカツレツ、エビフライ付き(¥1,480)

などもありますが、オーダーの大半は「トルコライス」でしょう、間違い無く大衆に
愛される味=B級グルメの味、と申せます、お愛想、色気共に全くの店ですが
「もう一度食べたい」と思わせること保証いたします、いや、この店のことでなく
「トルコライスが」ですね。


えっ、「長崎奉行所・龍馬伝館」はどうだったか、ですか……
それは、行間を読んで頂いたら良く解ると思いますがねえ、行と行の間にはそう
「何も無いでしょう」ってそういう意味と違うか。


「幕末古写真展」は一見の価値ありですね、なんといっても彦馬は日本の「フォト
ガラフィ-」の草分け的存在ですし、本物の刀を差した「サムライ」の写真が観られ
るのですから。








↑ありゃりゃ、帰りにはこんな状態に。





--shop data--

店名:ツル茶ん
所在:長崎市油屋町2-47(思案橋電停から徒歩4分)(Yahoo!地図)
電話:095-824-2679
営業:09:00~22:00
定休:無休
創業:大正14年(1925)




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