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Roland AF-100 BeeBaa 1974

2017年11月13日 07時49分02秒 | Weblog


これまでギターばかり紹介してきたが、
今回はエフェクターを紹介したいと思う。

エレキギターを弾くようになったのは、今
からだいぶ前のことだが、初めはアンプが
無くて、ステレオに搭載されていたマイク
端子に繋いで音をだしていたのを覚えてい
る。

高校生になってから、ギターアンプを手に
入れて、学校の仲間とバンドを組むように
なったのだが、それに伴いエフェクターも
いくつか入手し、使うようになっていった。

当時の日本のエフェクターブランドといえ
ば、マクソン、グヤトーン、ローランドな
どで、BOSSはブランドとしてはまだ無
かった。

このRoland AF-100 BeeBaa は、もと
もとは友人のもので、そいつから私が持っ
ているマクソンのフェイザーと交換しない
か?と話を持ちかけられて、交換し、入手
したものである。

交換はしたものの、フットスイッチが3つ
もあり、使い方を探るのも面倒なのでしば
らくは放置していた。

しばらくしてから、「ボストン」というア
メリカのロックバンドがブレークした時に、
あの独特のディストーションサウンドを何
とか再現できないか?と思い、そこで放置
していたAF-100を使うことを思いついた。

AF-100にゲインコントロールを追加する
改造を施し、さらにグヤトーンのコンプレ
ッサーでロングサスティーンを得るように
することで、再現を試みた。が所詮は素人
の思いつきで、本物には程遠く試みは失敗
に終わったのであった。

その後、社会人になり、年月が経つにつれ
バンド活動も少なくなった。

やがて興味はパソコンに移り、資金捻出の
ため、集めたエフェクターも売り払い、気
がつくとAF-400だけが手元に残っていた。

というか、改造したので売ることができず
そのまま行き場が無く、残ってしまったと
いうのが正しいかもしれない。

やがて、また音楽活動をする機会も増えて
きてたので、数年前にAF-100を改造前の
オリジナル仕様に戻すことにした。

なお、写真の左右のフットスイッチの後ろ
に小さなボルトがあるが、それが改造を元
に戻した名残である。

このエフェクターは9V電池で作動する。

ACアダプターによる電源供給が可能な
エフェクターは当時は無く、あってもほ
とんどがコンセントを使用するタイプで
あった(大型のエフェクター)。

ボディは厚めのアルミダイキャスト製で、
電池交換の際は、ボディの左右にある大き
目のネジを緩めることで開腹でき、ドライ
バーは必要としない。

また、ボディは大きいが内部はスカスカで
各パーツの配置にゆとりがある設計になっ
ている。

サウンドとしては「FAZZ」と「BOOSTER」
の2種類を選択、またはミックスして使用
することができる。

またサウンド面では、各々のコントロール
ツマミの可変幅による音色の変化がかなり
強烈なのが特色で、ツマミ一つの操作で様
々なサウンドが得られる。

現在は、ビンテージエフェクターとして、
程度の良いものだと数万円の値がついてい
るようだ。

なお、ローリングストーンズの名曲である
「サスティスファクション」のイントロの
リフだが、このAF-100を使用するとそっ
くりなサウンドが再現できる。

エフェクターの仕様は以下の通り。

ブランド  :Roland
モデル名  :AF-100 BeeBaa
製  造  :1974年
スイッチ1 :EFFECT / NORMAL
スイッチ2 :FUZZ / TREBLE BOOSTER
スイッチ3 :TONE SELECT
コントロール:SUSTAIN,TONE,VOLUM(FUZZ)
ADJ(BOOSTER)
電  源   :9V

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