ついに核分裂臨界へ

政府として原発再稼動を決定してからあっという間のことです。決断が早いと言えば聞こえは良いが、安全の後だしじゃんけんのように思えるのですが。2015年までに改善との重要項目があるようですね。
大飯原発３号機では、１日午後９時に関係者立会いで運転員によって原子炉の制御棒が引き抜かれ、およそ１年３か月ぶりに原子炉が再起動されたようですね。遂にやられたいう思いがします。関西電力によると、３号機は作業が予定どおり進めば、２日午前６時ごろに核分裂が連続して起こる「臨界」に達する見通し。今頃は炉心の温度が上昇して熱交換器を介して発電タービンの運転準備でしょう。
一方、大飯原発のゲートの近くでは運転再開に反対するグループなどが集まって２日未明まで原発に通じる道を封鎖し、抗議行動を行っているようですね。これから反原発の狼煙がどこまで上がるのか、一時的であって欲しくないですね。永田町では増税賛成、原発再稼動が正論となって、反対派は国賊扱いにされそう。どっちが国賊か分かりませんね。松下政経塾で学ばれたエリート国会議員の先生方、これで宜しいんでしょうか？　老い先短い爺さんの戯言！と思われよ。