葉の緑のしくみ
光合成で空気中のCO2と根からの水とで炭水化物と酸素を作り出す。葉の中には葉緑素があり、これが緑色のもとになっています。ブドウ糖は、次の化学反応式で合成されます。
6CO2+6H2O+光→C6(H2O)6+6O2
葉の紅葉のしくみ
秋になると、葉のつけねのところに仕切りができ、水や養分を通す管が閉じられます。これが、紅葉のはじまりです。 イチョウの黄色になるしくみは葉緑素がこわれて緑色が消えると、葉にもともとあった「カロチノイド」 という黄色い色素が目立ってきます。もともとあるのですが、葉緑素の緑がいっぱいの時は目立たないのです。
モミジの赤になるしくみは水や養分の通る管が閉じられると、葉の葉緑素で作っている糖分が葉にたまっていきます。この糖分と太陽の光で 、「アントシアン」 という赤い色素が作られていき、葉が赤くなるのです。カエデ、ナナカマド、ドータンツツジ、ハゼも同じしくみですね。
おわかりですか? 木の自己防衛のおまけです、自然のしくみは凄い!
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