日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

蘇生

2006年04月24日 | 五行歌な日々
仕事は、五月半ばあたりでやめることにした。

どうしても、『ボ』の下で、
頑張って働く気になれないのと、
会社の事務所内で、
「壁に耳あり障子に目あり」的なのを、
際限なく想像しなければならない気がしてきて、
ひとりで勝手に疲れてしまった。

いっぱい考えたので、
こういう結果に後悔はしないが、
自分の不器用さも目に付いて、
悲しい気持ちになった。

最後の最後で、いろんなことが割り切れなかった。

     ★

帰宅して、
郵便物の中に、
明石市役所からのものを見つける。

自主企画の講師募集の結果だ。

……が、開ける前から、わかった。
封筒が薄い。

はい。不採用でした。がっくり。

わかりましたよーだ!
今日は一日、
自分の甘さを思い知ってやろうじゃないのさ。

ふ~んだ!

人為的に浮上しようとしたり、
地すべり風に落ち込んだり、波の中。

なかなか、主婦業に切り替えられなかったので、
やめる意を『ボ』に伝えたことを、
今日は、終日会うことのなかった
Aさんに、
とりあえず、メールをした。

Aさんにだけは、
先にやめちゃう結果となったことを、
申し訳なく思っていたので。

すると、
やめることを残念がられたことと、
五行歌をいくつか作ったので、
また見てほしいという内容の
返信が来た。

……ちょっとじーん。

土からでた芽のビジュアルが、
頭の中を駆け巡った
(ピグミンじゃないよ。それは頭の上だから!・笑)。


       種の堅い
       フォルムの中で
       湿った双葉が
       小鳥の姿で
       眠ってる


という、自分の歌まで、
芋づる式に思い出してきた。

あぁ、そういえば、
自主企画の時、
決まった用紙に、計画を書いて、それだけで終わって、
具体的な作品とか、同封しなかったなぁ~。

やっぱり、売り込みがヘタだったんだな。
反省しよう。

歌から発芽させると、育ちやすくなるのかもしれない。

Aさんのことを考えるとそう思う。

秋の募集の頃、可能なら、
再チャレしよう。

いや、まてよ……。

     ★

今日は、
白夜ちんからのメールも来ていた。

6月の展示も、
そろそろ具体的に煮詰めようという内容。

あぁ、そうだ。
秋の募集以前に、歌で勝負な催し物が、
私にはあった。

問い合わせが、5人でも来たら、
歌会を先に立ち上げちゃう手もあるわいな。

とりあえず、白夜ちんに、電話を入れよう。

今度は、ミスチルの『蘇生』という歌が、
流れ込んできた。

小さな双葉のビジュアルに、
降り注がれる水のように。

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2 コメント

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きっと。 (いなもとあや)
2006-04-25 10:08:20
展示や、その次のステップにむけての、ぐぅぅぅぅっと屈むときなんやと思います。

どんなものであれ、なにかの収穫を自分でかんじられたら、きっとそれは成功なんやと思います。



傷であっても、痛みであっても。



無理をなさらぬよう、お気をつけくださいませ
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Unknown (いなだっち)
2006-04-26 12:16:58
ありがとうございます











           えへ。
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