日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

アンソロジーのこと

2005年11月25日 | 五行歌な日々
(アンソロジーに応募なされなかった方々には、わからないお話です。予めご了承ください)

このことに関して、
沈黙をしていようかと思ったのですが、
ひとつだけ(いや、ふたつかな?)、明確に
私の口から発しておかなければならないと思いましたので。

私は、今回のことに関しまして、
被害者という気持ちはありません。
そんな気持ちを持ってはいけないと思っています。

どのような選考の経緯を辿ろうとも、
誰の目から見ようとも、
私の歌は20人の中に残っていただろうと、
自分の歌のちからを信じています。

ですが、このような傲慢な思いを、
冗談ではなく、本気で、
あからさまにしなければならないこと、格好悪く思います。

今私に出来ることは、
この本が、
まだ五行歌を知らない人の手に届き、
五行歌に興味を持っていただき、
すでに世に出ている、
歌誌、個人歌集、秀歌集などにまで
興味を持っていただき、

この本に掲載されなかった、
多くの21人目の方々の作品に、
触れていただけるように、
責務を果たして行くことです。

今見える景色の中で、
最善・最良の道を歩むつもりでいます。

この傲慢さには、前にしか道が残っていません。

被害者だなんて、優しい目で見ないで下さい。
どうか厳しい目で、私を。歌を。

このことを経験したことにより、
このような経緯での詩歌運動を、
魅力的に見ることはないでしょう。

このような経緯、というのは、
どのような人が選者になろうが、
どのような選考を行われようが、
歌一首一首の公募ではなく、
歌人一人一人を選考をする公募すべてです。

多分、もう夢は見ない。

五行歌に触れた、新しい方々が、
ご自分のスキルを活かし、
様々なアイディアを出されることが、
これからもあるでしょう。

それを吟味するための、
フィルターを刻み込まれたと思っています。

このフィルターを、得たうえで、
私にできる詩歌運動を模索したいと考えています。

ですから、この点から考えても、
被害者だとは思えません。
どうぞ冷たく、突き放してください。

ただし、選ばれた方々には、
それぞれ独自の思いの軌跡があると思われます。

他の方々のために、
そのことだけは、考慮していただくこと、
切に願います。

20人総てを同じように見ることはしないように、
切に願います。

     ★

この前の白夜ちんとの野心のため、
昨日(24日)市役所に行ってきた。

すると、偶然、
目的としていたものの、
抽選の申し込み期間中だった(講師の件ではないです)。

迷わず、応募した。

ひとりひとりの手に、
私の手で、本を手渡して、
多くの21人目の歌へ誘う。
それが、今の私の責務です。

この市役所の応募に落選したとしても、
他のところを考えようね、と、
白夜ちんから、メールがありました。

ですから、何度失敗しても、
くじけずに、
次の企画を立てるでしょう。
(※白夜ちんには白夜ちんの思惑がありますが)

友達に助けられてやっとのことですが、
くじけないことだけが、
言葉より、
今の私の気持ちや考えを、
人に伝えることができるのではないかと思います。

長いスタンスで、見守っていただきたい。
そして、待っていてほしい。

五行歌には、
20人なんてもんじゃなく、
こんなに沢山の自己表現ができている人々がいるんだと、
こんなに沢山の胸を打つ歌があるんだと、
絶対の絶対に紹介するから。

そして、あなたにも、書いてみてほしいと。

     ★

ネットの性質を考慮し、
このことに関して、
このブログでは、コメントを一切受け付けません。
何かありましたら、個人メールでお願いします。

私のアドレスをご存じない方は、
goo17daの後に@goo.jpのアドレスを使っていただけたら、
一読できるかと思います。

ただし、返信は控えさせていただきたく思います。

皆様から発せられた言葉を、ただただ甘受するのみです。


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