Matsutaka Freeway

相模湾、東京湾の釣りブログです

使えなくなった竿

2020年10月03日 12時00分44秒 | Weblog
2020年9月19日(土)

前回、週末の葉山の船に乗って、港から逗子ICまで物凄い渋滞で疲弊しまくったので、最寄りICから港が近い小田原の船に乗ることにした。船は初島沖でキンメをやる時に乗った船で、朝の4時半に行ったら、2隻ともほぼ満席でビックリしたが、何故か左舷の大ドモが空いていたので、そこに陣取った。

ポイントは航程15分ぐらいの小田原沖で、タナは5~10mと前回と同じだったので、今回は去年までカツオ釣りで使っていた竿をセットして、10号2mのカツオ仕掛けで釣りを始めた。「他の船が集まるまでがチャンスタイムだからね~、頑張ってください!」と船長のアナウンスがあり、カツオのアタリも普通にあるが、何故か掛からない。前アタリはあるものの、食い込まないで終わってしまう。合わせても合わせなくても掛からないことが5回ぐらい続いて、「竿先が堅いからじゃないか?」と気が付いた。

この竿で昨年冬から今年の春先まで沖の瀬キンメをやった時、隣の人に掛かったスミヤキがオマツリしながら上がってきたのに気づかず、竿先まで巻き込んでしまって折ること2回、その度に竿先詰めてトップガイドを付け直したが、それでこの竿の先にあった柔らかい調子が全部無くなってしまったのだろう。

こうした仮説を立て、竿先がカツオ釣りには柔らかいので釣りにくいマグロ用の竿に交換した。


この竿にしたら、いきなり2kのカツオと1kちょっとのカツオをゲットできたので、やはり竿先が堅いとカツオが食い込まないことが証明された。もうStandingFighterはカツオ釣りには使えない、というか、他の何の釣りに使えるのか見当も付かない竿になってしまった。そして、1kちょっとのカツオを「こんなの美味しいわけない」とリリースしたあたりで朝のサービスタイムは終了。空振りばかりのクルージングの時間帯になってしまった。

そんな朝のサービスタイム中に左舷前の一段上がったところに陣取っていた若者が20kオーバーのマグロをゲット。彼だけにマグロのアタリがあり、2打数1安打だった。船長に聞いたら、何とその若者は昨シーズンにマグロを30本以上釣ったという猛者だった。

カツオは全く食わなくなってしまったので、マグロ仕掛けにチェンジして頑張ったが、アタリはナッシング。不毛な時間が続いた。「もう今日はこれで終わりか。余裕こいて小さいカツオをリリースしている場合じゃなかったのか」と凹んでいた沖上がり間近に最後のカツオがヒット! 1.5kのサイズだったが、妙に有難かった。


そして、港に帰る途中にマグロを釣った若者が近くに来たので、マグロの釣り方を聞いてみた。分かったことは以下の通りで、何とマグロを食わせるテクニックは正にマダイ釣りそのものだったのに衝撃を受けた。このノウハウで次回こそマグロをゲットしたい!

・船長が「反応が入ってきた」と言っている時に、誘ってみる、落とし込んでみる、など、その時の気分でやり方を変える。
・6mの仕掛けなら、7m落として、2mごとに3回撒く。
・付けエサは南極オーロラ等を買って持ってきている。
・餌の付け方は抱き合わせか丸掛けで、ジャイアントキハダの閂は隠さない。
コメント
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