2009年3月15日(日)
前回中途半端で終わってしまった後、港まで行って強風で出船中止→Uターンとか、時化後だから平塚から深場のメダイを狙って出たら完ボ食らうとか、冴えない顛末ばっかりだった。3月になると、毎週金曜日に決まって時化ること3週連続で、もういい加減、我慢も限界だった。どうしても釣りに行きたいが、あんな時化の後では浅場のタイなんか釣れるわけない。釣れないのが分かっているのに釣りに行くと、嫁に「釣れないのが分かっているのに、どうして釣りに行くのか? それで釣れなくて、不機嫌になるのは止めてほしい」と言われるのがオチなので、かなり苦悩した結果、今回は本命をアジ・サバに変えることにした。いつもの船長に電話して「明日はアジ・サバを沖に釣りに行こう!」と言ったら、船長も元々そのつもりだったということで、話は決着した。
「アジ・サバだから、席が四隅でなくてもいいや」と思って4:30に港に着いたら、どういうわけか一番乗りだった。あんな時化後だから、タイを普段やっている人は来ないのだろう。
定刻に少し遅れて7時過ぎに出船したが、港の中の海水はどんより濁っている。江ノ島周りの海水も底の砂を巻き上げてクリーム色に近い濁りになっていて、これでは浅場の魚は一匹も釣れないだろうと思われた。
船は沖を目指してひたすら走る。着いたのは、100m近い場所。最初からマアジ狙いなので、仕掛けもビシアジ用のネムリムツ針の仕掛け。イカタンを着けて下ろしたが、船長指示のタナだと全然アタリがない。通常、深場のアジなら底から2~3mがタナなので、そこで待ってみるとようやくマアジのアタリ。電動リールを中速にしてゆっくり巻き上げ、ようやく今回の本命マアジをゲット! それからしばらくはマアジがポツポツと当たり、計10匹をゲット。途中でちゃんとしたマサバが掛かってきたので、今回はキープした。マアジの当たりが遠のいた時には、エサをオキアミにして底でアマダイを狙ってみたが、掛かってきたのはアカボラとガンゾウビラメだけだった。
マアジ10、サバ2、アカボラ2。今日はハナからそういうつもりだったので、本命が釣れて良かったということにしておくしかないだろう。次回釣行に期待!