風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

湿原の風景

2018-08-04 | 三重県・海・伊勢湾
 津市河芸町、田中川干潟です。
 干潟に満ちていた潮が下げ潮となって川に出て行きます。
 満潮時から40分後、まだ干潟は水が多く、湿原になっています。
 生物観察はともかく、写真にするには干潟よりも、水風景になっている湿原のほうが絵になると思います。

①湿原の石積みの向こうは田中川、その奥はマリーナ河芸です。


②上空をバタバタと鵜が一羽。








⑤背後は鈴鹿山脈南部の山々。


⑥湿原の中央部にS字型に曲線を描く澪筋があります。


⑦絶滅危惧種に指定されているシロチドリのつがいの一羽。


⑧カニが私の姿を見て、あわてて逃げて行きます。


⑨無数の巻き貝。


⑩この日は小潮ですが、大潮の満潮時には赤茶色い草も水没します。


⑪芦原の中にコンクリート製のテーブル状のものがあります。


⑫何かの基部だと思うのですが、分かりません。
 マリーナ河芸が出来るまでは、このへん一帯は広い川と干潟(湿原)で、潮が満ちてくれば、フナ、ハゼ、イナと呼ばれるボラの幼魚、コトヒキの幼魚などを釣ったことがあります。





⑭干潟と川を区切って、石積みがあります。


⑮今は下げ潮で、左から右へ水は流れています。


⑯背後は鈴鹿山脈。
 右から御在所岳、鋭峰は鎌ヶ岳、左奥は最高峰の雨乞岳。


 明日はこの日から約一週間後、水が引いた「干潟の風景」です。

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