風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

朝日の船出 その1

2018-10-29 | 三重県・海・伊勢湾
 鈴鹿市白子漁港です。
 この春以降、初めてだるま朝日と出港する漁船を写しました。
 昨日、10月28日の写真です。

①朝日は対岸の愛知県美浜町野間付近から昇りました。
 陸地が浮島現象により、浮かび上がって見えます。
 船の上を遠く小さく鵜の群れが横切って行きます。
 以下、画面にゴミのような点々が見えるのもありますが、すべて海鳥なので安心してご覧ください(^^)。


②日の出前の船着き場に戻ります。


③出て行った船もこれから出港の準備をしている船もあります。





⑤左側の船だまりから一艘出港しました。
 灯台の明かりは付いています。


⑥ところが船がここまで進んだ時点で明かりは消えてしまいました。
 白子漁港の灯台の明かりは、ほかの漁港に比べて消えるのが早過ぎます。
 浮島現象がよく見えます。
 浮島現象は暖かい海水とその上空の冷たい大気の温度差により、光りが屈折して起こる蜃気楼の一種です。
 これからの季節は条件がそろえば、ほとんど毎日のように見られます。


⑦航跡の波紋が空の色を映して広がります。


⑧街路灯はまだ灯っています。


⑨また一艘出て行きます。
 これらの船はイワシ漁ではなく、サワラなどをねらう漁船や遊漁船と思われます。





⑪中部空港へ着陸する飛行機です。
 灯台の向こう側にいた釣り人が姿を見せました。
 この日は日曜日なので釣り人がたったひとりということはないのですが・・。


⑫次々に海鳥の一群が移動します。


⑬日の出です。


⑭襟巻きをしているようなだるま朝日が昇ってきました。
 天気が良すぎて、太陽は赤ではなく、すぐさま白い球体になっています。





 明日はその2です。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
だるま朝日の海 (いせえび)
2018-10-29 20:02:05
yukisemiさん、こんばんは。
だるま朝日と灯台以外に、おっしゃるように漁船、海鳥、釣り人、浮島、さらには飛行機までも、様々な役者衆が加わって、舞台をにぎやかに飾ってくれました(^^)。
だんだん日の出の時刻が遅くなり、また寒さによりだるま朝日や浮島が出やすい季節になったため、喜び勇んで出かけました。
日曜日で遊漁船が次々に出港し、また明日の写真でお分かりになると思いますが、港内は釣り人も多く、どうにか絵になる画面になったとかと思います。
快晴だったため、あまりにもすぐにギンギラギンの太陽になり、赤い太陽が見られなかったのは少し残念でしたが。
早朝のすがすがしい海と、日の出のお日様を楽しんでいただきうれしいです。
コメントをいただきありがとうございました。
返信する
Unknown (yukisemi)
2018-10-29 18:44:33
こんばんは。お邪魔します。
日の出は何度見てもいいですね。 
漁船、海鳥、釣り人、浮島・・・すがすがしい気分にしていただきました。


返信する

コメントを投稿