風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

想い出の風景 平泉寺白山神社・苔 福井県

2019-05-12 | 北陸
 福井県勝山市、平泉寺(へいせんじ)白山(はくさん)神社の苔です。
 この神社は国の史跡となっている広大な「白山平泉寺旧境内」の一角にあります。
 平泉寺は神仏習合の寺でしたが、明治初年の神仏分離令により白山神社となりました。
 しかし、平泉寺の名のほうがよく知られていますので、通称平泉寺白山神社といわれています。
 苔の美しさが引き出せる雨の日をねらって出かけました。

①拝殿のまわりは杉の巨木と苔に覆われています。


②参道脇もびっしりと苔。





④この鳥居の上には屋根がありますが、これも神仏習合時代の名残りです。


➄拝殿は青い金属板葺きで、飾りも彫刻もない簡素な建物。


⑥杉の根元に幼苗。


⑦木も土も石もすべて、柔らかく弾力性に富んだ苔に覆いつくされています。








⑩雨は柔らかい苔の上に静かに音もなく降り続いています。

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