風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

長谷寺のぼたん その1

2015-04-30 | 奈良県
 奈良県桜井市の長谷寺です。
 最も有名なぼたんの時期に訪れてみました。
 長谷寺のぼたんは150種、約7000本といわれています。 
 この時期は平日とはいえ人出が多いので、団体客や観光客が帰った、午後4時前から6時前までの撮影です。
 なお、閉山時間は午後5時ですが、「蛍の光」もかからず、追い出されもしません(^^)。
 この時間になると、門前のこどもたちやお年寄りなどが、静かになった境内をちょっと拝見といった様子で入ってきます。
 実は私は、長谷寺へ10数回来ているのに、ぼたんの時期は始めてです。
 ぼたんの撮影自体が初めてです。
 初体験で緊張しないよう、また、ぼたんのあでやかさに惑わされないよう、気を引き締めてまいります(^^)。
 ほぼ、参拝経路に沿って写していますが、構成上、花や建物の順番が変わっているものもあります。
 4月27日の撮影です。

①②長谷寺の総門である仁王門付近に咲く、藤とつつじ。
 

 

③④まずは登廊(のぼりろう)。
 399段あり全長約200m。
 特に入口から続くこのへんの階段は、傾斜がゆるく歩きやすい。
 ③は閉山後の5時半頃なのでほとんど人影はない。




⑤~⑦まさに清艶さを競い合い、咲き誇っている。
 ぼたんはこの登廊付近と本坊前に特に多い。
 ぼたんは朝方開き、午後にはしぼんでいくのが多いようなので、撰んで写している。







⑧梅心院と通路の間に咲くオオデマリ。
 漢字で大手毬と書いたほうが、そのままの形なので分かりやすい。
 長谷寺は、「花の御寺」(はなのみてら)とよばれているように、この時期ぼたん以外の花も多く咲いている。


⑨本堂から開山堂へ下りる石段。


⑩ついあでやかで派手なぼたんにばかり目が行くが、新緑もあざやか。
 

⑪定番写真だが、これを撮らないと次へ進めない。
 高蘭と擬宝珠(ぎぼし)、吊灯篭、五重塔、五色幕がはためく。


⑫本堂の中の礼堂内陣から。


 長谷寺その2へ続く。

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