風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

談山神社・青もみじ その2

2015-06-18 | 奈良県
 奈良県桜井市、談山(たんざん)神社です。
 正面の石段を上がり、拝殿へ向かいます。

①②正面の140段の石段から右側の拝殿を見る。
 石段の両側は城郭を思わせる石積みである。




③拝殿下の砂模様。
 いつも写すポイント。


④拝殿の中は畳敷き。
 様々な宝物が展示されている。
 唐戸が開けられて、外の緑が目に飛び込んでくる。
 紅葉の時期は人が多く、なかなかこのようには撮れないのだが、きょうは私ひとりのようだ。
 三脚は禁止だが、撮影は許される。


⑤~⑧拝殿の軒に釣られている数々の釣灯籠。
 笠の形は二種類ある。
 伊勢型紙のような透かしの文様は、微妙に違っている。
 青もみじを背景に、文様のおもしろさに見入ってしまった。








⑨釣灯籠と本殿。


⑩楼門前の複雑に幹が出ているカエデ。


⑪⑫石段を下りながら、青もみじ越しに拝殿を見上げる。


 


⑬帰り道、正面入り口前から振り返って見る。
 まったく人影がない。
 うぐいすの鳴き声だけが、談の山に響く。
 


 この日私は8時半に入り、9時45分に出てきましたがその間誰も入山者はありません。
 秋の紅葉期の人出を思うとウソのようです。
 受付のおばさんと帰りぎわ5分ほど話をしていたが、やっと4人組の入山者が入ってきたので話を切り上げました。
 期待した小雨も霧も出なかったが、深山の趣漂う、緑にあふれた、静かな静かな多武峰でした。


 次回は、尾瀬・コバイケイソウです。

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