風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

海の風景 その2(台風、大荒れの海)

2015-07-25 | 三重県・海・伊勢湾
 台風が四国に上陸した朝の、津市北部の大荒れの海です。
 三重県直撃はまぬがれ、被害も出ていないようです。
 風はまだ強いものの、雨は一時的に止んでいます。
 大潮ですが、干潮が近づき潮位は低いはずです。
 海鳴りも高く響いてきません。
 カメラを持って海岸へ出ても危なくないし、不謹慎でもないでしょう。
 近くの海岸と港へ向かうことにしました。
 なお、昨日の段階では、明日は台風前の「荒れた海」と予告しましたが、昨日の写真と似通った内容のものが多いため「荒れた海」はカットし、きょうの「大荒れの海」まで飛びましたのでご了承ください(^^;)。

①~⑨海は大荒れだが、本格的な台風のように、大波が巨大な壁となって次々に押し寄せてくるといった大迫力や怖さはない。
 潮位は低く、これから干潮に向かうのでより低くなる。高潮の心配はない。
 海から強風が吹き付けてくるため、海に向かい2~3枚シャッターを切り、海に背を向けてタオルでレンズを拭いまた写す。
 潮ばかりでなくやっかいものの波の花も飛んでくる。
 この日は特に波の花が多い。
 冬の日本海で有名な波の花だが、これがカメラや車やアンテナなどの金属に付くと錆びの元となり、名前ほどにはロマンチックではない。
 出来るメカニズムは分からないが、少なくとも、きょう程度の大荒れの日でないと出来ないようだ。
 車に戻り望遠系のレンズに交換し、また同じような繰り返し。
 沖をかすかに大きな船が行く。




















⑩~⑱港へ移動する。
 港内は波静か、うねりもあまりない。
 夜でも電気ウキを流し、セイゴやメバルを釣った勝手知ったる防波堤だが、きょうは風にあおられないように慎重に歩く。
 もちろん、本格的な台風では防波堤の上を歩くなどもってのほかで、危なくて絶対やらない。
 防波堤はもちろん港内にも人影はない。
 陸に向かって波の背に乗ったような感じで写してきたところで、激しく雨が降ってきた。






 








 
 次回、おだやかな海①に続く。

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