風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

想い出の風景 鞆の浦 広島県

2019-06-25 | 山陽
 広島県福山市の鞆の浦(とものうら)です。
 鞆の浦は瀬戸内海のほぼ中間部の潮の分かれ目に位置し、また周囲を山に囲まれたおだやかな入り江があり、古くから潮待ち、風待ちの港町として栄えてきました。
 海や海岸の風景は晴れの日がいいのですが、あいにくの曇り空です。

①復元された常夜灯。





③瀬戸内でよく見かける階段状の岸壁は雁木(がんぎ)といいます。
 潮の干満に対応して荷揚げができます。


④もうひとつの瀬戸内の港の特徴はこの石積みの防波堤。
 無粋な三角テトラは入っていません。
 もっとも、波風おだやかな瀬戸内ということもあるでしょう。


➄あきらめていた夕焼けが、いつの間にか西空を染めています。


⑥ほんの1分半ほどの間に、色彩はなくなりました。





⑧明かりの入った常夜灯へ再び。





⑩2~3人いた人も立ち去りました。

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2 コメント

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Unknown (ねむりねこ)
2019-06-26 07:36:03
おはようございます。
福山市の鞆の浦の夕焼け、常夜灯の灯り、どのお写真見事です!美しいですね。見せて頂くしあわせを感じます。ありがとうございます。
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鞆の浦 (いせえび)
2019-06-26 12:03:42
ねむりねこさん、こんにちは。
鞆の浦は瀬戸内でも、古くからの港の風情を残した町です。
特に人がいなくなった夕刻や常夜灯に明かりが入った夕暮れは、港の海面にキラキラ明かりが揺れ動き、ひときわ旅情を感じます。
ここもいつか行きたい町の一つとして、メモしていただければ幸いです。
コメントをいただきありがとうございました。
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