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風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

白川郷・雪景色 その2

2015-02-28 | 東海
 一回りして再び明善寺前へやってきました。
 しかしまだ、このままここに、とどまっているわけにはいきません。
 ここでの一番のねらいは、夕景です。
 さて、もう一回りすることにします。


①明善寺。止むことなく雪は降っている。<13:52>



②茅で編んだ見事な雪囲い。
 白川郷では「オダレ」とよび、雪の季節が近くなると家の周りに取り付ける。



③消火と類焼防止に使う消火銃の格納庫。
 小型の合掌造り風に作ってある。



④日暮れまでにはまだ時間がある。
 あたたかみのあるランプシェード、格子窓のむこうは雪降る合掌造り。
 コーヒーとぜんざいという妙な取り合わせを頼んだ(^^)。
 いい雰囲気の店だった。<15:25>



⑤⑥雪雲の切れ間に入ったようだ。
 雪が止み、薄日が差し、青空さえ見えてきた。<16:26>





⑦本物の雪を被ったクリスマスツリーのなごりが飾ってあった。



⑧束の間の青空は消え去り、再び雪が激しく降ってきた。<16:54>
 夕暮れが迫ってきた。
 明善寺前へ移ることにした。



 白川郷・雪景色 その3に続く。

白川郷・雪景色 その1

2015-02-27 | 東海
 岐阜県白川村、白川郷・荻町地区です。
 いろいろなメディアで紹介されており、いまさら目新しい風景はないかもしれません。
 しかし、音もなく雪が降り続ければ、また、火ともし頃ともなれば、あるいは一味違った景観と非日常の幻想的な風景が見られるかもしれません。
 幸いこの日は、時おり、雪が激しく降りしきる「写真日和」(^^)の一日でした。
 すべて、2013年2月初旬の写真です。
 ところどころで、参考までに撮影時刻を表示しています。

①まずは白川郷の全体が見渡せる城山展望台から。<10:46>



②荻町の南はずれにある生活資料館。
 ここも、夕暮れになれば室内に明かりが灯され絶好の撮影ポイントになるのだが、身体がひとつしかないので今回は夕景はパス、と言いながらこれまで毎回パス(^^)。
 ここは少し離れているので、どうしてもこうなってしまう(^^;)。
 

③④明善寺、定番中の定番ポイント。ここが今日のメインでもある。<12:56>



⑤雪が激しく降ってきた。
 城山展望台下の柿の木と小屋。


⑥国の重要文化財 和田家。
 猛烈な雪となってきた。
 カメラのレンズをぬぐってばかりいる。
 顔面にも雪が吹きつけ、涙やその他の水分とともに、こちらもぬぐってばかりいる(^^)。


⑦雪でかすむメインストリート。
 観光客の人たちが帰り、家々の灯りと街路灯が往還を照らし出す頃になれば「雪の降る街を」の情景が再現されることだろう。<13:26>


⑧⑨合掌造りの家々。
 雪は強弱を繰り返しながら降り続く。



 

⑩⑪村内点描。写した時間はバラバラ。



 白川郷・雪景色 その2へ続く。