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ゴンノリンの雄叫び

とかく此の世は住み辛い

臭い匂いは元から断たねばダメッ!

2007-02-22 16:32:28 | 重苦しい話

みなさん、覚えていらっしゃいますか、このタイトルのコピィ?
 
 ☆ TVで、嘗て一世を風靡した(?)消臭剤コマーシャルのコピィです。


みなさん、 IDEX って、何だかご存知ですか?

 ☆ 二年毎に中東、アラブ首長国連邦アブダビで開催される国際的博覧会です。


今年の IDEX2007 は、今月18日から今日、22日迄開催されていました。 

ピシッとスーツ姿に身を包み、にこやかに商談を交す各国の紳士方を見ていると、ビジネスはホント、ボーダーレスになってきたことを実感します。 洋の東西、政治体制、宗教を超え、はたまたテロ支援国家さえも巻き込んで、です。

そしてにこやかに談笑しているこの紳士方、実は 『死の商人』 なのです。

そうなんです、この博覧会は武器の博覧会なのです。 最新鋭のジェット戦闘機、哨戒機から、装甲車や戦車、そして暗視カメラ付の銃器やロボットの兵器まで、ありとあらゆる最新兵器のオンパレードです。

各国のメーカーのブースには、ありとあらゆる国の関係者が屯し、商談に夢中でした。


で、 IDEX って何の略語かと思ったら、なんとなんと

INTERNATIONAL DEFENCE EXHIBITION の略でした・・・・・国際防衛博覧会? 

『DEFENCE』 ・・・・・ 『防衛』 だそうです。 

各国が 『防衛』 の名の下に多額の武器を輸入し、それを輸出する国の軍需産業が巨額の利益を享受する・・・・・そんな博覧会が、 『白昼堂々』 開催されていることをご存知でしたか?

IDEX2007 と検索にかけてみてください。 世界中のメーカーに対し、堂々と参加を呼びかけていますよ。


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今この時点でも、世界のどこかで戦争があり、内戦があり、テロがあり、多くの人々が死傷しています。 

そして政治家・評論家・文化人の方々は、やれアメリカが悪いの、イスラエルが悪いの、シリア・イランがどうしたこうした、将軍様はあぁだこうだと喧しく仰いますが、政治体制や、政策を云々する前に、軍需産業や死の商人を俎上に上げるのが先ではないでしょうか?

世界中の国々が、世界の平和を声高に叫ぶ一方で、死の商人が大手を振って活躍できる世界・・・・・大いに矛盾を感じます。


臭い匂いは元から断たねばダメですね。 

みなさんは、どう思われますか?


両親殺して14年

2006-12-01 17:11:25 | 重苦しい話

両親を惨殺した少年に、懲役(たった)14年の判決がでました。

前々から感じていることですが、我が国では犯罪者に対する刑罰が軽すぎます。 特別厳罰を科せとは申しませんが、人を殺めて10年、20年の刑というのは如何なものでしょう? 何故我が国には終身刑がないのでしょう?

人権擁護は大切です。 然し、犯罪者の人権も然ることながら、被害者の人権がそれ以上に守られなければ、人権擁護も単なるお題目に成り下がってしまいます。

酔払い運転による事故に対しても、実に生温い対応です。 前例主義、事勿れ主義にドップリ浸かってしまっているのは、所謂官僚だけでなく、司法関係の方々も同じようです・・・・・ あれっ、失礼! 警官や検事や裁判官も広義の官僚でしたっけ?????

怒りに任せて書いたら、なんか起承転結のハチャメチャなブログになりました、ゴメンナサイ・・・・・



総合病院へ急患で運ばれたら・・・・・

2006-10-31 16:42:21 | 重苦しい話

皆さん、体調を崩した時、専門病院へ行きますか? それとも総合病院へ行きますか?
そう、どちらでも結構でしょう。 

   でも・・・・・

事故や急病で、救急患者として病院へ運び込まれた時、特に夜間に運び込まれた時には注意致しましょう。


何に? そうです、当直医の専門は? そしてご自分の症状は何科か? という点です。

通常、急患として運び込まれた貴方は、特別重篤ではないと診断されると、最初に診た当直医が所謂 『主治医』 となります。 当直医が産婦人科医で、貴方が整形外科の患者と診断されても、産婦人科医が 『主治医』 となります。

へんでしょう・・・・・? でも実体はこのようです。

整形外科の患者として入院した貴方は、整形外科の診察を受ける時、外来患者として扱われるのです。 『主治医』 は同じ病院内の整形外科に対し 『紹介状』 を書き、診察を依頼します。 『紹介状』 を受け取った整形外科医は 『主治医』 に対し、 『紹介のお礼と診察結果』 を文書にて出状します。 両医師間で、フェース・トゥ・フェースの情報交換が行われることは極めて稀だそうです。 同じ病院内も拘らず・・・・・です。

そう、入院しているにも拘らず、自宅から通って来る患者と全く同じ 『外来』 扱いです。出てくるところが病室か自宅かは問われないのです。 結果、カルテは、入院患者用のものと外来患者用のものが、別々に作られていきます。

『主治医』 は毎日病室へ一度は顔を出しますが、 「元気ですか?」 「お変わりないですか?」 とニコニコと訊ねるくらい。 痛みを訴えても 「徐々に良くなりますよ」 と、全ての診察を整形外科医に任せ、次の外来診察まで診察らしい診察はいたしません・・・・・というより、診察はできないのです。 何故なら患者は自分の専門外だからです。 日々の細かい変化にも配慮が払われることはありません。 

幸運にして当直医が整形外科医だった場合、 『主治医』 は整形外科医となり、幸運な貴方は毎日整形外科医の問診を受けることができ、日々の細かい変化にも配慮が払われる結果となります。 カルテも入院患者用一本に纏められます。

何故こんな アホ なことが罷り通っているのか理解の外です。 長年の慣習、陋習以外の何ものでもないでしょう。

で、先に書きました誤診の遠因ともなっているのです。 

皆さん、注意しましょう! 急患で運び込まれたら、当直医、即ち 『主治医』 の専門は何科か? そしてご自分の症状は何科か? そしてそれらが異なっていた場合には、 『主治医』 をご自分の症状の専門医に代えるよう、遠慮なく要求しましょう。

でないと、 『たけし』 ではありませんが、 「こわぁーいことになりますよぉー・・・・・」





大病院の誤診 (その2)

2006-10-28 14:15:16 | 重苦しい話

S総合病院との闘いを始めて約二ヶ月、遂に決着する時がきました。

みなさん、喜んでください! シブシブではありましたが、あのS総合病院が誤診を認めました。 

医学知識皆無のオジンが挑んだ無謀な闘いでしたが、常識に欠け,日本語もまともに書けない専門バカの医者共に助けられ、見事勝利しました。


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初めはけんもほろろの対応でした。
 
頚椎圧迫骨折を見逃し、単なる打撲・捻挫と診断。 転院した病院で撮ったMRIをみて骨折は認めたものの、 『初めは骨折はなかった、何時骨折したのかは判らない』 という説明の繰り返し。 『では如何して骨折したの』 と訊けば、それも判らない。 で、 『どうぞセカンドオピニオンをおとり下さい』 ですと・・・・・。 自信満々と言うか、人を小馬鹿にしているというか、慇懃無礼、尊大な態度に吃驚しました。

素人がみても矛盾に満ち満ちている説明に納得できるわけもなく、セカンドオピニオンをとるにしても、ある程度自身納得のできる説明を得てからと、質問書を送ること四回。 それらに対する回答書 (まともな日本語とは程遠いものでした) をもとに、一時間半にわたり主治医・担当医と面談しました。 色々と遣り取りの後、次のような結論に達しました。

1)たった一回だけのCTで骨折無と判断し、その後一切検査をしなかった軽率さを認め、誤診のあったことを認めました

2)緊急入院したときの当直医は、整形外科の専門ではなかったにも拘らず、その後変わらず主治医であリ続けたという、病院側のシステムの問題点が浮き彫りになりました

3)院内の医師同士の連絡は全て文書のみ、よほど重篤の患者以外はフェイス・トゥ・フェイスの打ち合わせ皆無という、院内体制の不備も明るみに出ました

結果として、昨日付けの院長名公文書にて、義母宛ての謝罪文が発せられました。


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まだまだ言いたいことは山ほどあります。 が、幸い今のところ義母の快復も順調ですので、ここは一先ず矛を収めることにしました。

皆さん、病院や医師の対応に疑問を感ずることがあれば、遠慮なく問い質しましょう。 専門知識がなくても臆することはありません。 堂々と相手の説明の矛盾点を衝けば自ずと道は開けます!


大病院の誤診

2006-09-20 22:15:06 | 重苦しい話

最近病院での誤診のニュースがマスコミを賑わせています。 責任者が雁首揃えて深々と最敬礼する姿を良く見かけますね。 でもまさか自分がこれに巻き込まれるとは、夢にも思いませんでした・・・・・

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義母が転倒し頭を強打、救急車でS総合病院へ運ばれました。 CT検査の結果、『骨折無し、強度の捻挫,所謂むち打ち症だけ』 と診断され、カラーを外されリハビリ治療が開始されました。 義母は首の痛みを訴え続けましたが、医師・看護師から、「捻挫・捻挫、捻挫だけ。 リハビリハビリ」と励まされ、我々家族も痛がる義母を励ましてリハビリに専念しました。

25日間入院加療後、リハビリ専科のある病院への転院を勧められました。

K病院へ転院後、MRI検査をしたところ、頚椎圧迫骨折が判明、入院一ヶ月、全治三ヶ月と診断されました。 直ちにカラーを装着し入院加療中です。

骨折を否認していたS総合病院は、K病院の資料を検討した結果、骨折があることは認めました。 然し、骨折は転倒し頭を強打した時では無いと主張しています。 そして骨折した時期は不明というのが彼らの公式見解です。

当方の質問対する彼らの回答は慇懃無礼、「素人に解るものか。適当に答えておけ」という姿勢が見え見えです。

医療知識皆無の当方の苦戦は避けられませんが、入院している義母の姿を見ると放っても置けず、暗中模索の日々を過ごしております。