１５年前の１月１７日の出来事・・・

１５年前の１月１７日・・・
楽しい３連休明けの出来事っす・・・

阪神淡路大震災・・・

親父は当時大阪にいました。

早朝小さな揺れがあり、爆音と共に激しい揺れが
すぐにテレビをつけいつも見ている「おはよう朝日」を見ると、司会を勤めている宮根誠司さんがあわててます。

当初は震源地は今ほど精度が高くなく、「大阪が被災」と報道されてたっす。

全ての交通機関の運行がストップし、映像では関西空港の連絡橋で電車が停止している映像が・・・フェスティバルホールのガラスが飛び散っている映像も・・・

大変な事になってるな・・・

それでも・・・
ん～会社電車で行けへんな・・・
車で会社に出かける事に・・・親父はその日大事な商談がお昼にあるので休む訳にはいきませんでした。

途中、港が崩れ落ちていて、古い家屋は潰れ、道路には亀裂が・・・

なんとか堺市にある営業所に到着・・・所長はすでに出勤していて、２０名ほどいるはずの社員は親父と所長の二人・・・

応接室のテレビをつけると・・・

見慣れた神戸が、まるで空襲にあったかの様な映像が飛び込んできました。
所長と二人で社員の安否確認を行ったっす。

親父の前の会社は「通信事業者」でした。
こういった災害時は「発着信規制」といって、病院・公共施設・警察・消防署・国家機関の通話確保の為に交換機の容量を制限させ、一般からの電話はあえて繋がらなくします。

当時社員は当時では、まだ普及はじめの携帯電話を全員持っていましたから、安否確認は携帯電話でできたっす。幸い社員は無事でした。
今の携帯電話の普及率では、無理だったと思うっす

社員の安否が確認できた後、救援物資を集める事にしたっす。
親父がその救援物資を持っていきます。

尼崎から先は交通機関は当然マヒしてるっす。
尼崎から神戸まで歩きます・・・

道中はテレビで見るより、悲惨で、まるで戦争映画のセットの中を歩いている様な錯覚・・・実際に燃えている家屋・・・ず～っとサイレンが鳴り・・・泣き叫ぶ人々・・・

・・・現実なんや・・・なんと無力なんやろ・・・

そう感じた１５年前の１月１７日・・・
たくさんの命が犠牲になりました・・・
親父の知人、当日商談をするはずだった企業の担当者も亡くなりました・・・

あれから１５年・・・まだこの間の様に思うっす
神戸は見事に復興し、今では日本の都市の中で最も地震に強い都市っす。

阪神淡路大震災で犠牲になられた方々にご冥福をお祈りします。

※本日はごんべいの画像は控えさせていただくっす。



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