月刊シナリオに脚本家の向井さんと菅野さんの対談があって、先週買ったのに初日公開の後でやっと読むことができました。
面白かったな
ツィッターで早い時期からフォローさせて頂いたけれども、もう脚本は主役の手に渡り、
やりたい、と思わせる・・作品になっていた後でした(笑)
でもそういうものかもしれませんね、この対談を読んで思いました。尽くしたから語ることは作品ができた後なのかなぁと
試写会2回、上映が開始してから8回・・10回ほど観させていただきました
もちろん全回最後のエンドロールまで観てます。
最近の必ずといっていいほどのうわぁってなってしまうのは、ツィにも書きましたが
エンドロールで転調する
🎵君の好きだったあの歌はいまも、この街で流れ続けてる
のところと、ブライアンがぴこぴこと泳ぐところ。
「真緒・・おまえ、ブライアンくったろう」
生きたかったのかな?大切なものを喰ってでも、それでも生きたかったんだろうな・・
でも、このセリフは、すごくあやうい・・
何かのインタビューで潤くんはすごく考えたっていうのを聞いたか読んだか。
うん、とにかく映画ではこのひとことで、・・真緒、お前のこと、今の状況がやっとわかったよって伝える
そして二人の関係をまた近づけたかったひとことだったのかな?浩介くんの、たぶん
渾身の一言
毎回、感じる部分が変わります
たとえば昨日の日劇2回目のときには、陽だまりの彼女 というタイトルショットでのジャングルジムのわかなちゃんと、
残り少ない・・樹里ちゃんとの同じショットの重なりのところでした。
輪っかだから…かな
宮城での6回の大ヒット御礼。なぜ?っと思ったかたも多いだろうに、私には「なるほど」
たしか陽だまりの彼女の静かなブームは、映画化発表のまえの震災に遡るとか・・・友人も聞いた話ですが。
名取・・・3年まえに降り立った彼は、どんな気持で挨拶にたったのかな?
聞く術もないけれども・・いろいろ考えてしまいました。
そう、存在がなくなる、ということと、その再生というテーマが、あの震災のときの・・いろんな気持を、期待とかを
どこか感じさせてくれる小説だったのかも
なぜなら最初に読んだとき、
自分はさすがにそこまでの想いもいろんなものも負ってはいなかったけれど
自分には16才の胡麻猫がいたから・・・
とにかく現実とかファンタジーとかよりも真っ先に
「こんなこと・・あったらいいな」「胡麻猫にまた巡り会えるかな」って正直、思ってたし
中年の男性が、泣き、はまる方がいるとか・・・
そう、現実的にもそろそろ別れと再生について考える世代なんだろうな
無論・・家族のころとかなんでしょうけれども
なら自分もそうだわって正直に認めちゃうぞ!
胡麻猫も家族だから
だからファンタジーって言葉だけでは絶対に語れない映画だとって思っています。
20日の大ヒット御礼が終わった後だったか、小川プロデューサーがツィッターでこんなことをつぶやいていました
小川Pのツィより
②1人になった後も人は皆その体験を内包しながら生きていく。
③だが、共に過ごした時間、経験、その記憶は永遠に輝く。
④命あるものは生かされている。自然の循環の中で。
「陽だまりの彼女」脚本作成時の裏テーマ。これ迄の作品でも描いてきたのだが。
発病・入院してからのもう5年の、もすこし多めも想い出 でもそれも5秒単位のいろいろだったけれど
そして再生